[携帯モード] [URL送信]

天使の力
興奮
「…」

「…やめない?」

「同意見なのな…」


先ほど、用があるからと4人に他のファミリーたちを春璃に引き合わせろとだけ言い残しリボーンは去り残された3人組はファミリーなんかじゃないと否定する綱を余所に春璃の頼みもあり、風紀委員のいる部屋まで来てしまった。だが、3人とも今更になって腰が引けている



「雲雀恭弥ってそんなに強いの?」
3人を余所に雲雀を説明されてもあまり実感ないらしく、ポカンとしている




「あ…う…うん」
呑気な山本も今は額に冷や汗が浮かぶ


「…」
綱は冷や汗を浮かべて苦笑いをし、獄寺は十代目を守ると宣言するもどこか腰が引けている。



「じゃあや…ズゴーーン!!!!」春璃が引き返そうとした瞬間風紀委員会室の扉は粉々に吹き飛んだ



「「「!!」」」
春璃、獄寺、山本の三人は後ろに飛んで避けるが避けきれなかった綱は春璃の脇に抱えられている


「うわぁぁあ」

「綱平気ですか?」

「う…ぅんありがとう」
綱が謝れば獄寺が春璃に噛み付く


「てめー!!10代目が怪我したらどーすんだ!!!」


「知らないよ…僕はただ赤ん坊に“強い”転校生が来たっていうから…噛み殺しに来ただけだよ」
扉から現われたのは並森最強の委員長雲雀恭弥は不適な笑みを浮かべ武器、トンファーを装備してる


「リボーン!!!!お前!!」
春璃に降ろしてもらい綱が彼の後ろから現われた家庭教師に怒鳴れば彼は涼しい顔をする

「てへ☆」

「オィィィィ!!!!!!」
突っ込んでも後の祭りで雲雀は今にも飛び掛かってきそうだ







「か…勘違いじゃないんですか??」
山本が冷や汗を浮かべながら躱そうとするが




「碧髪の長髪白銀の瞳の女と聞いたけど」
春璃の外見的特徴を述べられ山本は何かを言い返そうとするも春璃が制する



「あたしと戦いたいなら場所を変えることとあたしと3人が授業に出席してたことに出来るなら…」
春璃も不適に微笑む雲雀は部屋のなかにいた風紀委員にいくつか聞くと「その条件のむよ…場所は並森神社開始は一時からね」とだけ言うと去っていった













「いいの?春璃?雲雀さんはめちゃめちゃ強いんだよ!!!」

「あいつは強いぞ?」

「俺等も加勢しようか?」
三人は口々に危険だというが春璃は取り合おうとはしない



「平気です。あの子…井の中の蛙みたいだから海の広さを教えてあげなくちゃ…せれが狙いでしょリボーン」
彼女が振り向けば先程の彼女と同じように不適に微笑む家庭教師はああ、お前の成長を弟弟子に教えてやれと言えば3人は目を丸くする



「お前、リボーンさんから?てっきり…」
長い付き合いだが隼人とて知らなかったらしく


「兄さんと一緒にね」
そう言ってウィンクすれば合点がいったように頷く


「「大丈夫か?」」
状況がわからずに心配する山本と綱に春璃は苦笑いし大丈夫と告げて春璃は並森神社へと向かった








「大丈夫かなぁ?」
綱が不安げに呟きそれに山本が頷けばリボーンが静かに言った



「あいつは強いぞ。そう雲雀ごときじゃ傷一つ付けられねーなんせ、教えたのが最強の家庭教師だからな」

「結局自慢じゃないかよぉ!!!」
綱の突っ込みに山本は楽しそうに笑った

「山本!!」


「わりわりっ…でも春璃なら小僧の弟子なら何とかできそうじゃん☆それにあいつが戦うとこ見たくて俺自身わくわくしてんだ」
山本は笑ってそう言うと前を歩く獄寺と春璃の会話に加わりに行った。




「大丈夫だよね…」
綱は自分にそう言い聞かせてから神社の階段を上り三人を追った







ツナ達が目を見張るまで三十秒







■□■□


イタリアのオープンカフェで長身のブラウンの髪のイケメン青年がコーヒーを飲みながら新聞を読んでいる



周囲の女性たちから集まる視線をものともしない青年に北欧美女が近づいてくる

「何読んでんの“諒太郎”」
「あ、紗良」
彼らは諒太郎と紗良。
現在イタリアで仕事を終わらせたばかりであった。


「あら…この記事」


「!!!」


「これは気にしても仕方ないわよ…」
紗良は諒太郎の読んでいた一つの記事を指差して言うが諒太郎は淡く笑う



「なんかほっとけなくて…」






□■□■










はい。お馴染み懺悔室コーナーです。


まずは…

雲雀との邂逅は一本で終わらす予定が偉いのびました…すいません…

あと一ヶ所ちょいとばかり違和感があるとこがあったりします…見つけても抉らないでくださぃ(>_<)



次回はようやく笹川兄妹にハルに黒川に…一気に会ってもらおうかと…終わらねぇ(滝焦


スパスポ見ながら

[*indietro][prossimo #]

3/11ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!