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アイツの一声(キリエル+?)






一時期ジャンプでやってた「ダブルアーツ」の二次創作さ





あぁーん?やんのか???」「上等だ!!!!」



静かな町の中、二人の声が木霊する。

朝日をのんびりと眺めていた動物たちが、驚いて逃げ去るくらいの、大音量で二
人は喧嘩していた

俺は……ファランだ。
現在、俺たちは町外れを移動中…


今日も、二人に修行をつけた。そして、宿に帰り喧嘩が始まったのは、そっから
であった。



よほど疲れてたのか、バタンと倒れてエルーは眠ってしまった。


なぜ、二人が喧嘩をしているのかというと…


普段宿泊する際は、俺・スイ・キリエルの三部屋使うのだが、あいにく今日は旅
館が満室。二部屋しか開いていなかった。

しかも、部屋割りは俺と三人にわけられ…「旅館」のため布団に寝るのだが横一
列に並べられていて疲労のたまったエルーは右端で爆睡。キリが当然のように隣
に寝ようとすると…スイがたまにはあたしもエルーの隣で寝たいといいだし…


大乱闘★



「シネェェ!!!!キリ!!!!」
ズゴーン


エルーを溺愛するスイの回し蹴り


「シナネーヨ!!」
紙一重で回避するがエルーとの手を離せず反撃が出来ない。


「おーいお前等、やめろ」俺が一言、言ってはみる ものの…


「「うるさい!!ひっこんでろ」」

見事にハモって怒鳴り返す。



「ふぅ」
しっかし、エルーはよく大乱闘の中で寝てるな…
そして、この二人うまい具合にエルーに当たらないよう戦っている。




ギャーギャー

バコーンガキーン



うん、壁壊したら止めよう。




ギャーギャー

「んむぅ--」

お、エルーが起きた。


寝ぼけ眼で辺りを見回す。そして、二人の戦闘を発見…。


さて、どうする…てか、止めて!!


「   」
ぼそっと小さく何か呟いた



ぴたっ

と、止まってしまった。

「わたし、真ん中に寝ますね。キリさんは右でスイさんは左で良いですね」




クリアナギンの少女よりもフレアを持った少年よりも、フツーのシスターの方が
強かったりする…


「寝ましょう♪」
「「いえっさー♪」」




大乱闘集結★

ウーガー
しかし、二人はまだにらみ合っている

そしてエルーが一言
「キリさんスイさん大好きです」

満面の笑みで言われたら誰でも従わない訳にはいかない。





ふっ
ファランは三人を見届けてから、部屋を出た。





■□■□


あとがき



キリさんスイさんはエルーをめっちゃ愛してるてゆー感じだといいな♪(ばっちり
妄想)


読んでくれてありがとうデス★

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