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拍手短編4「それCERO通るんですか。」
狛「私達の生活がゲームになったら面白いだろーなあ」
嬰利「そう?」
「うん」
「何故ここでゲームを?」
「いやあえてのゲームで反響を浴びればノベライズする的な」
「何その長期展望」
「大丈夫だよ! 十さんの嬰利ちゃんへのアピール取り入れたって漣ちゃんの学校バイク突っ込みだってCEROのCランクくらい入るって!」
「いやそれ15歳以上向けだから! 全年齢じゃないから!」
「うっそマジで!? 知らなかった!」
「どう考えたって違うでしょーが! ところでさ、バレンタイン誰かに渡した?」
「ん? んー、まあ、ハイ」
「作ったの?」
「うん!」
「そこ誇張しても……どうだって? 相手のことは訊かないから」
「渡したら絶句された」
「うっそん」
「普通にマカロン作ろうとしたのに…ありささんに手伝ってもらったのに…ねえ何でだと思う嬰利ちゃん!? 何がいけないの私!? 真面目に忍者修行してなかったからかな!? ねえ、嬰利ちゃんってばぁ!」
「…………うん、ごめん…フォロー、出来ないわ…」

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