いくら我が儘な君の言うことでも、素直に聞き入れてしまうのは、私が君に本気だからなんだろう。好きだとか、愛してるとか、そういう簡単なものじゃなくて、もっと複雑な、言葉には出来ない想いがあるからだと思う(それが何なのか、いちいち追究しようとはしないけど、ほんの少し、気にはなったりする)。
世界一の我が儘、君。
世界一の想い人、君。
世界一の、君。
残念ながら、私は君にべた惚れらしい。一回りも歳の離れた君に夢中だなんて、自分でも馬鹿らしいと思うが、それでも、私の眼中にはやっぱり君しかいない。
さあ、甘いメロディーを奏でようか。
1.残念ながらべた惚れ
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