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風邪なんて…?(!)
俺って運ない男じゃの…
「大丈夫ですか?仁王君。」
「大丈夫じゃけ、遊びに…」
「ダメです、今日はゆっくり休んでください。」
「大丈夫じゃけ、ケホッ」
「ほら咳がでてます寝てください。」
最悪じゃ…、よりによってこんな日に風邪引くなんて…。
久しぶりの休みで二人で遊びに行こうって言ってたんに。
どっかでお昼食べて、買い物して、夜は外食してうまいもん食べて…、
なんでって思い詰めるほど泣きとうなってくる。
「…どうしました?」
「え、なんかした…?」
「いえ、なんでもないなら良いですよ。」
「そう…?」
「ではお昼作ってきますね。」
「ん、ごめんの…」
「謝らないでください。」
額にキスし柳生はキッチンに行った。
一人になると寂しくて辛い……。
耐え切れなくて涙を流した。
「仁王君…、どうしたんですか?」
「ふ、比呂士…。」
戻って来た柳生は俺が泣いているのを見て驚いて近寄って抱きしめた。
「比呂士、寂しい…」
ギュッて比呂士に縋り付きなるべく涙を堪えながら言った。
「仁王君、…。」
「なん…?」
「あまり煽らないでください。」
その意味がよくわからなく涙を零しながら柳生の顔を見つめていると…
「寂しいのでしょう?」
「あっんん!」
唇を塞がれ息さえも拒まれた。
「んんうっ!」
苦しくて肩を押すと比呂士は簡単に離してくれて…
「あまり無理はさせたくないのですが…、抱いてもよろしいですか?」
「…よかと」
嬉しくて笑いかけたら比呂士は気付いたみたいで微かに笑みを見せた。
「ぁあ…っ、ん!」
素早く服を脱がされ胸の飾りを弄り始めてきよった、普通感じないところが感じてしまうということが少々恥ずかしかった。
「敏感ですね、熱のせいでしょうか?」
わざとらしく羞恥を煽ってくるようなことばっかりいってきよる…この鬼畜め…
悪心は心で叫ぶだけ。
「ひっや、ぁあ…!」
「私を見なさい。」
ぼーっとそんなことを考えていたら俺のペニスに痛いくらいの刺激が走った、多分おもいっきり握ったのだろう…痛い。
「なにす…ん、あ…、あぅ」
抗議の声をあげようとすればそれはさせないとばかりに噛み付くようなキスとねちっこいペニスヘの愛撫で言葉を飲まされた。
「…、もう柔らかいですね?」
「っ…!」
「おや、腰が揺れていますね?」
揺れとるちゅうか跳ねたんじゃあほ、アナルをいきなり突かれれば誰でも……
「最初に言いましたが、無理させそうです…」
は…?、なんのこと…じゃ
「うぁああ…!、んぁっあ!」
嗚呼、なるほど。
言い終わってすぐ俺の中にはいってきた柳生自身。
慣らしていない俺のアナルに柳生の盛ったペニスが入ればアナルがぎちぎち悲鳴をあげた
「いっ、痛い…!」
「申し訳ない、力を抜いてください…!」
「うぁっあ、はんん…」
頑張って力を抜こうとしてもなかなか抜けなくて、痛くて、苦しくて、温かな涙を零した…
ワンテンポ遅れてもっと温かいものが頬を舐めあげた、
「泣かないでください、仁王君…」
そういってたくさんキスしてくれた、キスをされているといつの間にか身体の力が抜けていったのかしらんけどパツンッと残りをいれられた。
「ひゃっ、うんん!」
「く…っ」
いやらしい水音と荒い息使いが部屋に響いて耳からも犯されているようだ。
「ぁあっ、ソコ、やぁ…!」
「ここも弱いのですか?こちらも弱かったですよね?」
柳生が弱いとこばっかり刺激するから…もう、限界…っ
「ぁあ、イく!イっちゃ…ッ」
「う、く…!」
俺が射精したとほぼ同時に中に柳生の熱いのが流れ込んできた。
「あ…!?」
すぐ柳生は俺の中から自身を抜いたと思えばギュウッと抱きしめてきよった、
「な、なん…?」
「申し訳ない、無理をさせました。」
そんなことか…気にしなくてええのに、
「すみませんでした…」
でもこんな労ってくれる柳生見れるならたまには風邪もええの…
「やぁぎゅ、大好き。」
End.
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