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風邪引き予報


今日は柳生が朝からおらん。
不思議に思って柳生のクラスに行ったら風邪で休んでると真田が教えてくれた。
「帰りに見舞いでも行ってこい柳生も喜ぶだろう。」
行きたいのに行けない原因が何を言うか少し嫌味ったらしく言ってみた。
「部活あるけ無理にきまっちょるやろうが」
「部活は休めばいいだろう。」
…驚いた。真田が部活を休めだと?
明日は雨やの…。

「何か言いたげだな仁王。」
「いやっなにもなか、今日の部活は休ませてもらうぜよ。」
「そうか、あまり長居して柳生を困らせるなよ?」
「わかっちょるよ、それじゃ…。」
なんか真田じゃないみたいじゃ…
幸村に仕込まれたか…?

部活を休んで柳生のところに行っていいとなると授業なんて頭に入らん。
ちゅうことで学校サボって柳生ん家に行くぜよ。
柳生の家に着いた。
飲み物とかも買ったし準備は完了したんじゃが柳生には来ることいっちょらん。
驚かせたいじゃろ?
少し気が引けたが柳生ん家に忍び込んだ。

鍵あいとってよかった…。
慣れた足取りで柳生の部屋に行くと柳生はベットに横になっていた。
そっと近付き唇を指でなぞった。
「柳生…。」
名前を呼ぶとうっすら柳生が目を開けた。
「仁王君…?」
「大丈夫か?」
「えぇ、たいしたことないですよ。」
そうは言うが結構咳き込んで苦しそうだった。
「熱計らんと…」
ベットの戸棚に体温計があったので柳生の釦を数個外し脇に挟ませた。
「すみません…。」
「気にしなさんな、はよ良くなって学校来て?」
柳生がいない学校なんてつまらんじゃろ…。
次に柳生に口付けた。

「んっ仁王君…」
「比呂士、名前がええ…」
「雅治風邪がうつりますから今日は…」
「うつしてもええって言ったじゃろ」
そしてまた口付けた。
さっきは絡められなっかた舌も今度は簡単に絡められた。
いつもより比呂士の舌が熱くて…その熱い舌が俺を熱くしていく。

「比呂士、我慢できん…シよ?」
「仕方ありませんね、おいで…?」
 
結局行為に及んだ俺は我慢しょうがないみたいじゃ。
 
まあそれも柳生の所為じゃけ簡単に許してやる俺は柳生にどんだけ甘いんじゃろうか…。
柳生の馬鹿野郎…でも愛しちょるんじゃ馬鹿。
 
 
End,


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