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同じく3階のフロアにある生徒会室とは正反対の連合会室にて。


─Side 隼─


「…では、それがしは見回りに行って参ります」


「ああ、頼んだぞ」


学園の周りの警備を柊殿に頼まれたので今から行くことにした。


エレベーターに乗ろうとボタンを押す。後ろから気配を感じ振り向くと、そこには生徒会副会長の咲元殿が歩いてきた。


「…よう」

「お疲れさまです」



別に柊殿と春海殿との仲よりはいいと、それがしは思う。


「見回りか?」


エレベーターに乗ると咲元殿が話しかけてくれた。


「ええ。育成大会は終わったものの、後片付けが残っております故、しばらくは寝れませぬ」

苦笑をもらしながら咲元殿に言うと、彼も「同じだ」と言って微笑んだ。


「だが、今回は後片付けの方が大変ですね」

「千都と春海のせいでな」



…そう。あの戦いで生徒会の各属性は岡崎殿を狙うであろう。

「岡崎殿をお願い致します」

「わかってるよ」


咲元殿は親指で鼻の先を擦ってニィッと笑い、そしてお互いの仕事をするために別れた。




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あきゅろす。
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