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SHORT
更衣室には、ご注意を

※裏要素あり















『あ〜…疲れた…』




静かなプールサイドに
少女の声が響く





『もうすぐ大会かぁ〜…』




それは自分にも言えるが
彼氏の部活にもだ




『テニス部…強いしね』




ふぅっと溜め息をつき、
濡れた髪に触れた




『そろそろ帰らなくちゃ…』



見れば時刻は9時をまわっていた



大会前は部活を延長できるが、さすがに帰らなくては



バシャッとプールから足を上げ、更衣室へ向かう





『流石に冷えるなぁ〜…』




ブルッと身震いし、綾はゆっくり更衣室の扉を開けた



『んっ…やっぱり夜は誰もいないかぁ…』



そっと窓を開けて、外を見回した



水泳帽子を脱ぎ、髪を掻き上げる


と、同時に


ガチャン




『ひっ!!』




いきなり音が鳴った

扉を開けたような
そんな音




『だ、誰よ〜』



涙ぐみながら更衣室の端に座り込むと、更衣室の扉に大きな影が浮き上がったのが見えた




『ひ、…いや…こないでぇ〜』




ガタガタ





『いやっ…こ、怖い!無理!きゃー!きゃー!!!!』





パシッ


暴れまくる綾の腕を大きな影は掴んだ





「落ち着いてくれへん?綾?」




苦笑いする男、
忍足侑士だ





『ゆ、侑士ぃ〜』




ヘナヘナと腰を抜かし、座り込む綾




『びっくりさせないで!』


侑士に腕を引かれたまま、キッと睨み付けた




「すまんすまん……って、えらいそそる格好しとるなぁ?自分」




パッと綾は自分の体を見た



スクール水着を半分脱ぎ、肩からタオルを掛けただけの状態

彼氏の前だと流石に恥ずかしい




『こ、これは…っひゃあ』




グイッと綾の腰を持ち、引き上げ侑士は耳元で囁いた





「遠回しに誘わんと、最初っから言うてくれればええのに…」





『やっ///侑士ぃ』




ツーッと体のラインをなぞるように撫で上げる


月夜に侑士の眼鏡がひかる




「なんなん?俺の顔、そんなに格好ええか?」






『うん…っじゃなくて!離して!』






「嫌や」





『侑士ぃ〜』




タオルの上から、綾の突起に触れると、ぴくりと反応する



ゆっくり綾の水着をずらし、陰部へと侑士は自らの指を移動させる





「水着、ずらすで?」





『もう、ずらしてる…じゃないっ///んはぁ』






くちゅりと音をたてながら指を埋める侑士

微かだが笑っているのが見える





『変態っ///』






「最高の誉め言葉やんか」






『そういうのが、へ、変態って言うのよ!ふぁ…』






意識が薄れてくる





徐々に侑士の声が遠退く






「なんや、気持ちよさそうやんか」






『る、さい…///』







忍足は、早よせんとな、と言い、素早く自身を取出し、先程まで指が埋まっていた綾の陰部へ入れた






『ふぁっ//ん、ああ…』






侑士があったかい


侑士の体温がわかる




もう、綾の頭には快楽しかなかった







「更衣室…汚してまうわ」






『い、いいから…ね、侑…士』







「…ほんま、煽るん上手いわ」





ボソッと耳元で呟き
侑士は、腰を打ち付けるスピードを上げた






『ひ、ぁん!ゆう…しぃ』



スブズブと音をたてながら、下の口が荒らされる







「もうちょい付きおうてな?」






『ひ、んぁん、あぁ…』






ガクガクと体を揺さ振られる
逃げ腰になれば、がっちりと捕まれ、快楽へと導かれる
ぐちゃぐちゃと厭らしく音がなる






『ふぁ、ン…んんぁっは』




更衣室のロッカーに二人の汗が滴る

ガシャガシャと、侑士が私を突く振動がロッカーから背中へ響く





『ゆ、し…きつい…』






「綾の中も、めっちゃキツいで?」






『バカ、…んぁっ//っは』



侑士の律動が一段と激しさを増し、綾は目をつぶる






「綾…」







『ひ、あああ―――…』







びくびくっ、と綾が体を跳ねさせた後、忍足は数回、綾の中を突いた





「っは、堪忍な…」





びゅる、と綾の中に白濁した欲望を吐き出した



その後、忍足は、まだ規則的に自身を締め付ける綾の中から、名残惜しそうに、自身を抜き取った
























『侑士…』






「……はい」









『どうしてくれるわけ?』








「……はい」









二人が目を覚ましたのは、日が昇り始めた頃






ガヤガヤと、氷帝学園に朝練組がやってくる









『出られないじゃない』






そう、何を隠そう、プールの更衣室で一夜を過ごした忍足と綾






「どないする?」





苦笑い、しか出来ない忍足





綾は、はぁ、とため息をつき






『じゃあ今日はサボりね』






その一言で忍足がとった行動は、言うまでもない










更衣室には、ご注意を
(もう1ラウンドと、イきますか?)






2009/07/09


こんな侑士に
揺さ振られたい…
あ、
跡部様!浮気じゃないです!←殴


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