SHORT
そんなに悪戯してほしいの(不二周助)
「我儘。」
『意地悪。』
今日はハロウィン。
僕が楽しみにしていたのは君から貰えるはずのお菓子。
普通に考えて女の子が用意するだろう?
「…はぁ。」
『それが男女差別って言うのよ。』
気が強い僕の彼女。
いつだってツンツンしていて、学校ではクールビューティーだなんて言われてる。
「仕方ないなぁ。」
僕は少し微笑んで、綾にキスをした。
『なっ……//』
「悪戯してほしいみたいだね?」
『……//』
「ふふっ、肯定と見なそうか?」
僕だけが知っている君。
そんなに悪戯してほしいの
(君は根っからのM属性だろう?)
2009/10/31
ハロウィン記念
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