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みらーぱにっく



“声にでてたよぉ”

声にでてた……

声に……


「嘘だろぉぉっ!!!!」


いやいやいや。

いくら俺でもそんなことはしないさ。

いつも隼人に“ヒロキってわかりやすいな”って言われてるけど、頭ん中のことを声に出すなんてことはやってない!……と思う。

隼人は勘がはたらくからさ。

きっと瀬川さんもそうなんだよ、うん。


「ねぇねぇアマミヤくーん。固まってるとこ悪いけどさぁ、もうすぐタカ来ると思うよぉ?」

「え?あっ!」

瀬川さんはふぅーん、と頷きながら腰を屈めて俺の顔を覗き込んできた。

「もしかして、タカに呼び出されたこと忘れてたぁ?」

うっ!

「そそそそんなことあるわけないじゃないですかッ!」

「ほんとにぃ?」

「本当です!!」

ただ瀬川さんの登場にびっくりしてちょっと頭から抜けてたけど……。

忘れてたわけじゃないよ、うん。


「アマミヤくんチョー必死!ウケるねー」

そう言って瀬川さんは俺の肩をバンバン叩きながら爆笑しはじめた。



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あきゅろす。
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