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みらーぱにっく



教室に入れば、クラスメイトたちの視線が俺に集まる。

興味津々、ってとこかな。

このクラスはみんなわかりやすいから好きだ。
変に隠そうとしないしねぇ。

自分の席につくと、となりの席の隼人が声をかけてきた。

「おい、大丈夫だったか?」

「いや、あんま大丈夫じゃない…かも」

俺がそう言うと、隼人は眉間にしわを寄せた。

「授業終わったら話せよ」

「あ、あぁ……」


秋川隼人は俺の友人で、1年ながらサッカー部のエースと言われている根っからのスポーツマンだ。
隼人と俺は中学からの仲で、まあ世間一般にいう親友というやつだろう。

そんなさわやかイケメンヤローがなんで俺みたいなヘタレとつるんでるかっていうと。

あー……長くなるからその話はまた後でな。

とりあえず隼人はいいヤツなんだ。




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あきゅろす。
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