[携帯モード] [URL送信]

此之華咲耶。通信
第二回目





雪「さあ、やって参りました!此之華咲耶通信、第二回目っ!」

永「へえ、第一回目でよく打ち切られなかったな。」

土「管理人も頑張ってるんだろ。」

雪「そ、そーいう裏話はなさらないでください!では、お便りのコーナー!!」

斎「ふむ、また届いたのか。」

雪「はいっ!嬉しい限りです。」

平「うし、今回はオレが読むな。水野由紀さんからのお便りだ。
『私の一番好きなキャラは山崎さんです!いつも敬語で丁寧な態度がとても素敵だと思います。』だって。」

烝「か、感謝する。」

沖「なーんだ、山崎君か。平助、どんどん進めちゃってー。」

烝「なんだとはどういうことですか!」

近「ま、まあまあ。落ち着きたまえ。」

土「まあ確かに、山崎はいつも仕事が丁寧で、有能な人材だ。」

烝「じ、自分にはもったいない言葉です……!」

沖「その程度で満足しないで欲しいよね。」

烝「沖田組長には言われたくないです。」

沖「ん?何か言った?」

雪「お、お二人とも!!真剣を抜かないで下さい!」

原「総司、そうつっかかるなよ。」

沖「僕は何も悪いことしてないよ。」

烝「なんだと……!?」

平「落ち着けって山崎君!じゃ、お題に進むぜ。『最近、山崎さんの人気が急上昇していますが、
この事実を本人含めみなさんは、どのように思いますか?』」

沖「そんなのでまかせでしょ?」

雪「そうでもないですよ?調べてみたところ、確かに山崎さんの人気は急上昇しています。
最近では、【山崎の人気に嫉妬】なんていうタグもありますし。」

斎「うむ。絵師や動画師、歌い手などにも人気があるようだな。」

烝「そうだったのですか…!」

沖「なに嬉しそうな顔してるのさ、気持ち悪い。」

土「総司、あんま山崎をからかうんじゃねえよ。」

沖「けど、最近さすがに調子のりすぎじゃない?」

烝「なっ……ど、どうしてですか!」

沖「だってこの頃、やけに千鶴ちゃんと仲いいし。」





ピシィッ




斎「ほう……そうなのか。」

烝「さ、斎藤組長……?」

平「千鶴と仲良い……なあ。」

土「どうも最近、嬉々してると思ったら…。」

雪「あのー……皆さん?」

原「山崎。それは……調子のってんじゃねえのか?」










烝「(えぇえええええええええっ!?)」





沖「大体さ。攻略対象外がなにいきがってるわけ?」

烝「そ、それは作っている会社の考えです!しょうがないでしょう。」

原「会社にさえ脇役の置かれた身で……。」



グサッ



平「組長とかじゃない役職名もらえてるおいしい立場なのに……。」



グサグサッ



土「ふつう隠しキャラだとかの位置なのによぉ。」



グサグサグサッ


沖「本編で普通に死んでるしね。……ぷぷっ。」









バタッ!!





雪「へ!?や、山崎さん?いきなり倒れてどうしたんですか!?」

烝「伝えてくれ……由紀さんに……。幕末夢想録…2012年2月23日……発売、予定……。」

雪「せ、宣伝ですかっ!?」


土「山崎……最期に宣伝なんて……良い奴だったぜ…。」



雪「え!?」



沖「何かといって……いつも僕ら新選組のこと考えていてくれたよね…。」


斎「ああ。……いつも頼みごとばかりで、申し訳なかった。」



雪「へ?へ!?」





平「誰か困ってると……いち早く気付いて助けてくれたよな。」



雪「まさか…そんな……山崎さん………!」






原「もう……会えないなんてな…!」









雪「や……山崎さぁああああああああああああんっ!!!」















風「って阿呆かおまえらぁああああああああああっ!!」バキャァッ


土「ちっ、何しにきやがった。」

匡「ちっ、じゃねえよ。久しぶりにラジオやってんなー、と思って来てみれば、なんだこの茶番は!」

平「鬼側がツッこみって、珍しいよな。」

九「そちらがそうさせているのでしょう。」

風「おい女鬼。貴様まで何をしている。」

雪「あ…あはは……ちょっとつられちゃいました。」

原「いや、千鶴ちゃんの演技は完璧だったぜ。」

雪「ありがとうございます!」

斎「山崎君、あんたもそろそろ目を覚ましたらどうだ。」


烝「………。」


沖「ちょっと、山崎君?聞こえてる?」



烝「………。」



永「お、おい、これ……、本気で倒れたんじゃねえのか?」



全「「はああ!?」」




原「おい、誰か気付け薬もってこい!」

?「宅配便でーす。気付け薬をお持ちしました。」

平「おう、さんきゅな。って……なんだこの赤い液体。」

?「よく効く気付け薬ですよ。では……。」


雪「(あれ?あの丸い眼鏡、どこかで…。)」


平「まあいいや。と、とにかくこれを山崎君に!!」


雪「(赤い液体……硝子の小瓶…。)」


永「貸せ平助!俺が飲ませる!」


雪「(眼鏡の男…。)」


原「誰か山崎の体支えろ!」


雪「(あれ……?)」


永「飲ませるぞ!」



雪「(さんな――――――)」







……。











……………。






























……………………………。

































雪「ちょ、待っ、だめぇえええええええええええええええっ!!」





おわれ











[*back][next#]

2/3ページ


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!