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純愛小説
ページ:3
夜、にぼしを食べた。
その瞬間、恋に落ちてしまった。
美味しかったのだ。
にぼしを食べることの喜び。にぼしを愛することの喜びを知った。
私は帰宅しておやつがわりにと味噌汁用だった袋を手にしたそのときから……
恋は始まる。
運命の歯車のなかで、私たちは、出会った。
学校に行っても、頭の中にはにぼししかなくて、課題のデッサンよりも、ずっとにぼしをかきあげていた。
その絵を見返しては顔が赤くなる始末……
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