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純愛小説
ページ:2

 母さんが部屋にはいってきてまた寝転がって!と言おうと、先生が目を丸くしようと、床板はかっこよかった。

だって、みんなの足元を支えている。
なんでこのよさに気づかないんだ。私は思う。

そして帰宅するといつも床板にただいまといい、笑いかけるのだ。

ある日兄さんが「かな子を精神科におくろう」と言った。母さんも「そうねえ」と言う。

私の恋が……



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あきゅろす。
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