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純愛小説
床×主人公
自我が芽生え始めた頃。かな子は床板を見た瞬間、恋に落ちた。
まだ、やっと歩けるようになったときも気になっていたが、小学生、中学生とあがるほどに、この初恋への思いは強くなっていた。
それからというもの、這いつくばって床に顔を近づける毎日を送っているかな子。
どき、どき、と心臓が高なるのは、こうやって、板に顔を近づけるときだけ。
どんなイケメンよりもずっとかっこいいのに、
床板と付き合う話は本屋さんにはない。
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