semmai スクアーロver. 標的01 鮫来る! マフィアの学校に通う子供には強さと教養が求められる。そんな学校でも名が通っているもの…銀髪の剣士――名前・スクアーロ。 容姿端麗。そして、剣の腕前は一流だった。 廊下にできる人混み…その先にいるあるひとりの男子生徒は、金髪のひ弱そうな男子生徒に掴みかかっていた。今から殴りかかるところだろう。拳が大きく後ろに引かれる。 「死ねやぁぁぁぁっ!」 「うわぁぁっ!」 ザグゥゥゥゥゥ! 名前は容赦なく男子生徒を切りつけた。 「ひっ!」 『おい…邪魔なんだけど…』 「!」 金髪の少年…キャバッローネの10代目のディーノはすぐさま道をあけた。名前は切りつけた相手を無視して通る。 『(………ったく、久しぶりに学校に来てもいいことねぇ!)』 名前はイライラしながら道を歩いていった。同時に、助けられた少年は恋に落ちた。 . [*前へ][次へ#] |