ciao!! ▽社会研修 名前で呼ぶようになった三人は…名前に部屋に案内されていた。 『部屋は無駄にあるから、一人一部屋でいいよ』 「そこまでしてもらってもいいのですか?名前殿?」 『平気平気。私がボスだし…親がいないから多少好き勝手やってもいいんだよ』 親がいない理由が薄々わかったツナたちは聞かずにしていると、空気は重くなった。それに気がついた名前は 『同情とか、心配とかしなくていいよ。わたしにはファミリーがいるし…あなたたちが来てくれたからね』 名前はその場の空気を一瞬にしてかえた。そして、部屋が見えてきたようだ。部屋はたくさんあり、ほとんどが空き部屋だという。 『バジルは、和室…好き』 「和室は好きですよ。日本らしいですから」 『やっぱりね、ならバジルは和室で2人は洋室かな?』 名前はバジルを和室の部屋に案内し、ツナたちを洋室に案内した。ツナは一人部屋は久々だなんて言っている。 『生活用品はこっちで用意するよ。部屋は好きに使っていいよ』 「ありがとうね、名前」 「ほんとうに感謝してます」 「助かったぞ」 部屋に案内し終わった名前はもう日が沈見かけていることに気がつき 『夕飯にしようか?とりあえず、ツナはこれに着替えてきなよ』 「あ…ありがとう///」 ツナに名前は服を渡し、着替え終わるまで待つことにした。その間に…スーツを着こんだ、いかにもマフィアというような男性たちが名前のところに来ていた。ツナは部屋から出た瞬間にびびった。 ツナから言わせると、雰囲気はディーノのところとにているという。 『どうした?』 「ボス、こちらは?」 『私の友人たち、しばらくの間暮らすから…くれぐれも失礼がないようにな?』 「わかってるぜ、ボス」 『なら、どっかいけ。お前たちがいるとビビる』 「冷てーな」 名前は部下を追い払い、食事に向かった。 『ツナ、スーツよく似合ってるね』 「そうかな?」 『ボスらしいよ』 「ツナ、ボスになる社会研修にはピッタリかもな」 「んな――!だいたい修行はいいのかよ!!」 「そうですリボーンさん。一刻を争うのでは?」 『大丈夫じゃない?なんとなくだけど、話は進まないように世の中うまく出来てるはずだよ』 「めっちゃ、自分勝手な世の中っ」 名前は、地下室にトレーニングルームがあることをリボーンに伝えるとリボーンはニヤリと笑った。 夕食後、彼らの部屋には生活用品が全て揃っていた。寝間着などは、バジルは和服、ツナ・リボーンはパジャマ。普段着もたくさん用意されており、それぞれ趣味に合った服で、名前の見る目がすごいということがわかった。 . [*前へ][次へ#] |