ciao!! ▽生活を始めよう 名前に現在の状況を伝えられた3人は勿論慌てる。 「どどどどーしよう!!?」 「沢田殿、まずは落ち着きましょう!?」 『とりあえず、行く宛がないと思うから………家に元の世界に戻れる間は暮らす?』 名前はさらりと言ったが… 「そんな!!だいたい迷惑ですよね?!」 『別に、何人増えようが変わったことじゃないし』 「え?」 不思議そうにするツナに名前はにっこりと微笑み、自己紹介をし始めた。 『ようこそ。ファミリー名ファミリーへ!この世界のマフィア…ファミリー名ファミリー10代目のボス、名字名前です』 「マフィア――!!」 「この世界にもマフィアはあるんですね」 『数少ないけどね』 名前はボスらしく威厳のある挨拶をした。 『あなたたちの衣食住は、我がファミリーが責任をもちますよ?ボンゴレ10代目候補、沢田綱吉さん?』 「う…あ…」 ドカッ 「いでー」 戸惑っているツナにリボーンは思いっきり蹴りをいれた。 「この程度の挨拶でどもってるようじゃあ、立派なボスにはなれねーぞ」 「うるさいな!…とにかく、よろしくお願いします」 『こちらこそ。敬語は不要だよ…同じ年だし』 「えーっ」 名前が同じ年ということに、より驚いたツナだった。 . [*前へ][次へ#] |