ciao!! ▽突然の出会い 俺はまた変なことに巻き込まれたようだ。 今回はいつもと空気が違う。ボンゴレリングをかけた戦い…一筋縄ではいかないんだなとバジルと修行しているとわかる。 「ダメツナ、修行の第二段階にはいったからって気、抜くなよ。バジルはツナよりも上手だ」 わかってるさ…… ただ… ―――なんか嫌な予感がする そう思ったとき、急に風が吹いて俺たち三人は目をつぶった。ただ瞑っただけ。なのに、目をひらくと…… 「あれ?」 『………………』 「!!」 かなり驚いた。周りを見渡すと広い部屋…そして、自分とあまり年の変わらない女の子がいたから…勿論、バジルくんとリボーンもいる。 「沢田殿、いったいここは…」 「わ…わかんない」 2人であたふたしていると、リボーンは女の子に話しかけていた。 「お前はだれだ?」 『聞く前に自ら名乗ってくれない?』 「俺の名前はリボーン…」 『私は、名字名前』 「え…日本人…?」 女の子をみて俺は思わず言ってしまった。だって、ちょっと外国…ディーノさんたちに似てたから… 女の子はふっと笑いながら、俺にブランケットを投げつけた。 「ぶっ……」 『それ、羽織っていいよ。私はイタリア人の血が入ってるからね……まずは、あなたたちに落ち着いて聞いてほしいことがある』 女の子は真剣な眼差しで話し始めた… . [*前へ][次へ#] |