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TickeT
望まぬ不死者(4)
 そう嘆くと、A氏は持っていたナイフを逆手に持ち替え位置を高くすると、なんの躊躇も無く自分の胸に突き刺した。

「うっ」

「お…おい…おいっ。何やってるんだよ」


 にいっ──


 顔にも一筋の切れ目を入れ、目の前で一人倒れていった。

「大丈夫かっ」

 不安を抱きつつ走った。

「どうしよう。これ抜いちゃっていいのかな…。でも血ぃ…出ちゃうよな。でもここって…心臓…だろ」

 とその時、緩と体が起き上がってきた。

「えっ、何だ…」

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あきゅろす。
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