[携帯モード] [URL送信]

TickeT
雨音の余韻(4)
「いえ、そこまでは言いませんが。結果が予測できない分、心身にどんな影響が現れるか分かりませんのでね」

「大丈夫…です。それぐらいはしなきゃダメでしょ」

「そうですか、その様に考えるのでしたら、きっと貴方は上に行けるでしょう」

「上…それって天国ですか…。縁起でもない事言わないで下さいよ」

「天国だなんて言ってる訳じゃないんですが…まあいずれどういう事なのか言う刻が来るでしょう」

「そんな事言われると、気になっちゃうじゃないですか。でも今が聞く刻じゃないんならしょうがないか…。どうせ覆せないんだろうし…ねえ」

[back][next]
[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!