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二次創作/夢
そんなステータスはいらなかった(wt)



ある日突然目の前に未来のルートを決めるゲームの選択画面が随所で現れるようになった系主人公。恋愛系統にはどうしても持って行きたくない子が孤軍奮闘する話。








・風間の場合



「(うわっで、出〜〜〜〜〜!!!!!選択画面来やがりましたなこんにゃろう!!!!!!!!!)」


「…お前か。こんな時間まで何をしている?未成年の帰る時間はとうに過ぎているぞ」


<▽→「す、すみません風間さん」
→「…貴方には関係ないですよね」
→「何って…訓練ですよ?」>


「(よし…ここはフラグをゲットせんためにも一番冷たい二番目で行くぜ…!!お前に決めたア!!!!!)…貴方には関係ないですよね」


「、そうだな。

…俺が気になったから声を掛けた、ただそれだけのことだ」


「(あれっなんか思ってたのと違う)」








・三輪の場合



「おい、こんな所で……?

……寝ているのか」


「(今起きますた)」


<▽→起き上がって渾身の変顔
→寝たふり
→今にも起きそうな感じに唸る>


「(えっどれが正しいの…?好感度下げる奴選べばええんか?じゃあ一番目だな?よーし行くぞ、見てろよはいせーのっ)っ!!」


「…!(こいつ、何で泣きそうな顔を…!?)」


「(おっ固まってる固まってる!!、ん?)…あの?」


「、何があった」


「えっ(変顔しかしてませんけど何その険しい顔)」









・辻の場合



「、こっちを見ないでほしい」


<▽→分かった、二度と見ないよ
→いや見るけど
→じゃあどうしたらいい?>


「(ヒュッごめん不細工で〜〜見るに耐えないって事だよね〜〜〜〜泣きたい)分かった、二度と見ないよ」


「えっ、いや、あの」


「?(え、更に近づくなってこと?同じボーダーなんだから無理じゃね?)」


「(っくそ、こんな事が言いたい訳じゃ…!むしろ近付きたいのに…!!)」


「…じゃあ行くね(なんか葛藤してるから今の内に行くか)」












誰が相手でどんな選択肢を選んでも結局彼女が望む結果にはならないという罠。






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