【完結】 Novel〜Lord's Soul〜
拍手小説〜年末特別小説2014〜
リオナ「そろそろ今年も終わるね、マーシャ。」
マーシャ「そうだな。今年も良い年だったなぁ。」
リオナ「・・・そうかな。俺はそんなに良い年じゃなかったよ。」
マーシャ「え、何かあったか?」
リオナ「・・・消費税率は上がるしそのくせ給料は上がらないしサービス残業ばっかだしシキに働け社畜どもって言われるしもう生きる気力を失った一年だったよ。」
マーシャ「リオナくんそれどこの世界の話かな。」
リオナ「・・・・そーゆーマーシャは何が良かったの?」
マーシャ「そりゃあ、ようやくリオナとイチャイチャできたしぃ〜ありのままの自分を出せたしぃ〜」
リオナ「・・・・流行語を持ち込むのはダメよーダメダメ。」
マーシャ「お前もだろ。」
リオナ「イイジャナイノー」
マーシャ「いや良くないから。」
リオナ「チッ・・・このこじらせ男子め」
マーシャ「使い方間違ってるから。」
リオナ「・・・・ここで集団的自衛権を発動します。」
マーシャ「それ必殺技じゃねーし。」
リオナ「・・・・するとマーシャは積極的平和主義を繰り出した。・・が、効果はいまひとつのようだ。」
マーシャ「それポケ◯ン。」
リオナ「はぁ・・・・もうネタ切れだよ。どうしようマーシャ。」
マーシャ「なら、これはどうだ?(壁ドン)」
リオナ「え、ちょっと・・・・本気でやってるの。うわぁ・・ドン引きなんですけど。」
マーシャ「え、」
リオナ「あーあ、壁ドンだけは本当生理的に無理だから避けてたのに・・・・あーあマーシャにはガッカリだよ。あーあ。」
マーシャ「嘘でしょなにその感じ!!!」
リオナ「・・・ありのままの俺。」
マーシャ「もういいよ!!!!!」
END
★おまけ★
リオナ「・・・ところでマーシャ。12月31日は空いてる?」
マーシャ「もちろんさ!リオナとデートするためにバッチリ空けてある。」
リオナ「え、デートするなんて言ったっけ?」
マーシャ「いや、言ってないけど空けとくもんだろ普通。」
リオナ「・・・・は?」
マーシャ「恋人たちはクリスマス、大晦日、元旦、誕生日、記念日は必ず2人で過ごすもんだ。」
リオナ「・・・あ、じゃあ俺たちには関係ないね。よかった。」
マーシャ「え?いや関係ありまくりだろ。」
リオナ「俺たち恋人同士じゃないから関係ないよ。」
マーシャ「は・・・・ぇえ!?」
リオナ「だって俺たちは恋人も家族も夫婦も超えた関係でしょ?俺はスーパーマン的な関係かと思ってたけど。違った?」
マーシャ「嘘だろ!!!!!俺の気持ちリオナに全然伝わってなかった!?!?というかスーパーマン的な関係ってなに!?」
リオナ「全てにおいて超越した関係。」
マーシャ「なにそれ怖い!!!!!というか、え、マジで!?」
リオナ「・・・マーシャ、なんだか髪色が悪いけど大丈夫?」
マーシャ「髪色悪いとかそれただの悪口だから!!!!顔色ね顔色!!!!」
リオナ「・・・マーシャ、なんだか顔色が悪いけど大丈夫?」
マーシャ「言い直さなくて良いから!!!!はぁ・・・・・・・・ため息しかでねぇよ・・・・」
リオナ「・・・・・・・・。」
マーシャ「・・・・はぁ。」
リオナ「・・・・ごめん。」
マーシャ「・・・・いいよ仕方ない。俺の伝え方が悪かった。」
リオナ「・・・ごめん、嘘。」
マーシャ「嘘かよーーーーッ!!!!!!!」
リオナ「・・・素直に誘うのが恥ずかしくてつい。」
マーシャ「ついじゃないよリオナくん心臓に悪いからこれからは恥ずかしさ捨ててマジで。」
リオナ「・・・本当はね、2人きりでやりたいことがあって、」
マーシャ「とりあえずキスして。深いやつ。今すぐ。」
リオナ「・・・・うるせぇな話聞けよ変態。」
マーシャ「あれ・・・!?なんかキャラ違うよリオナくん!!」
リオナ「・・・あのね、大晦日の日は誰にも邪魔されたくないんだ。」
マーシャ「リオナ・・・・っ」
リオナ「・・・我が儘でごめんね。どうしても年が明ける前に、マーシャと・・・・」
マーシャ「うんうんっ、俺と?何したい?なんでも良いぞ!!!!」
リオナ「本気で戦いたい。年内中にマーシャをぶっ倒したい。」
マーシャ「はぃい!?!?」
リオナ「今まで勝てなかったから色々戦法を練り直したんだ。年末までに調整するから大晦日は空けといてね。」
マーシャ「え、ちょっ、待って!!!俺は」
リオナ「あれ・・・・?なんでも良いって言ったよね。・・・・言ったよね?」
マーシャ「はい了解です。」
リオナ「ありがとう。そしたらその後は仲良く2人きりで過ごそうね。」
マーシャ「俺が生きてたらな。」
END
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