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★ドSにドMとお客様
「あれ〜、ニチカじゃないか〜w」

抵抗して良かったです!
シアだった。
右肩に物騒な物を乗せてニッコニコと笑顔を見せている。
二人の顔は青ざめた。
急いで立ち上がったニチカは慌てふためいて誤魔化そうとする。

「あ、あー、シアさんw用事ってもしかして巡回?」

「うんw」

「ステルメークの薔薇ってほんと綺麗だよね。」

「うんw」

「……ミルク…の缶って、ほんと重くてさ。」

「ニチカ〜?」

「…………はい?」

「もっと知的な嘘はないのかな〜w」

銃口が脳天に向いた。
一気に冷や汗が垂れる。
このヒトはブラックモードになれば、冗談は一切なくなり、問答無用で引き金を引く恐ろしい奴。
アサトは地面に頭を叩き付けて土下座した。

「俺にも下心があった!まだ何もしちゃいねーけど、止めなかった俺が悪い!すまん、シア!」

「キモいくらい素直だね〜。そんなアサトにご褒美でもやろうか〜w」

「シアさ……うっ!」

頬を思いっきりぶたれたニチカは地面に膝をついた。
髪の毛を捕まれて、強制でアサトの股間に顔を近付けられる。

「かばってもらったお礼をしなきゃ〜。ご奉仕しようね〜。」

「待てよ!別にいらねーから。つーか、勃たねーって言ってるだろ。」

「場所も悪いしね〜。移動しようか〜w」

目が欲情で落ちかけている彼を担いで向かった先は大人用のホテル。
ここならいくら叫んでも、嘆いても、感じても問題はない。
そして部屋は壊れたニチカの大好きな器具がある。
扱いを荒くするほど、砕けていく姿が美しく感じた。

「ほら、縛ってあげるから服を脱ごうね〜。アサトはくつろいでて〜w」

「おまえなー…。」

「あはは〜w」

なんでも言うことを聞く。
服を脱ぎ捨てて、裸でシアにまとわり付き、大人しく縄を、手錠を。
それだけでびくんと動く敏感な棒。

「やべー。鼻血出そ。」

「ご奉仕の続きをしようね、ニチカ。」

「…はい。」

ズボンの上から元気のないアサトの肉棒に食らいつく。
違和感を感じたアサト。
太股に力が入る。
そこでシアは条件を与える、勃たせることができたらいいものをあげよう。
火がついたように燃え上がり、口で器用にズボンを下げ、パンツも下げて、大好きな大好きな大好きな生身を咥えた。

「やっぱり、おっきいね…。ん……んっ。」

「うっ……やべ。」

「可愛いでしょ〜wでも、貸すのは口だけ〜。」

「わ、わーってるよ!…っ。」

「……んっ…ふ…ぅ………なんだ、勃つじゃんか。感じた?俺のフェロモン。」

「フェロモン?つーか!勃った!俺のチンコ勃った!俺は病気じゃねーんだあぁぁぁ!w」

「匂い、しない?俺の…。もっと…近くで嗅いで。」

「誰の権限で動いてるのかな〜?誰が許した?ご褒美あげられないな〜。」

「……あれか?俺、そろそろ消えなきゃいけないパターン?」

「いやいや〜w淫乱なニチカちゃんは見られるのが大好きなんだ〜。」

「…あっ!」

アサトの方を向かせて抱き上げる。
太いバイブに唾をかけて無理矢理恥部へと押し付けた。
恥ずかしさが勝手に濡らしていき、ずぷっと音を立てて飲み込んでいく。
ピストンを繰り返すと喘ぎとヤラしい音が交互に旋律を奏でた。

「ニチカちゃん〜、アサトが暇してるよ〜?勃たせたんだから最後まで面倒見てあげなきゃね。」

「は、ひっ。」

「うっ…気持ち良すぎ。早漏れすっかも……。」

「好きなとこにかけてあげて〜。あ、口は許さないからね〜w」

女性よりも確実に、的確に感じる場所を舌で刺激してくる。
はち切れそうになるくらいパンパン。
次第にビクビクと感度が増してきた。
イクタイミングだって大体知っているから、口を離したニチカは手で器用になで回す。
仕方ないな〜とシアはニチカのモノを激しく愛撫し、恥部も刺激のやり方を変える。

「うあっ……シアさ…だめっ…だめぇっ。」

「やっべぇ…。イく。」

「アサト…さん、いいよ…っんん。あ、シアさん…出るうぅっ、あぁっ!」

射精と共に、甘ぁい匂いがこの狭い部屋中に立ち込めた。
同時に彼のが乳から腹に伝う。
擦り付けながらニチカは言った。

「はぁ、はぁ…っ、プリン体……やっぱり病気なんじゃないですか?」

「違うっつーの!あー…スッキリした。」

「……………さ〜、仕事仕事〜。」

「え?…シアさんもう行くの?」

「うん。あ〜、夜ご飯までには帰るから〜。」

「?あ、はい。いってらっしゃい。」

思ったより機嫌がいい。
ぶち殺されるんじゃないかと心配していたのだが、拍子抜けで、それが逆に寂しかったりもする。
どうしたんだろう。

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