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ARMORED CORE 〜これが俺の生きる道〜


「凄く…最悪です」




アレから数分と経たない内に街の保安部隊が到着した、強盗を企てた男達は護送車に収容され、俺は保安部隊の隊長から略式の事情聴取を受けていた。

ちなみに前回の時も全く同じ人物が来た、狙ってやっているのか……?

まぁレイヴン時代の相棒みたいな奴だからさほど嫌でもないが…ニート組の俺とは違って未だにお盛んなことだ。

「ん、今すっごく失礼な事を言われた気がしたんだけど気のせいかな、かな?」

「キノセイデスヨキット」

「うん気のせいじゃないねー、ちょっと署まで来る?」

因みに説明するとこの女の名前は神威瑞穂、先程も言ったとおり元レイヴンだ、どういう訳か俺が引退すると同時にこいつも傭兵職を辞めたらしい

ついでに、普通のレイヴンは引退すると大抵ニート組か隠居組になる傾向がある、がコイツは何故かその足でこの街の保安部に入ったそうな、

一応久しぶりに彼女と会う訳だが全くレイヴン時代からの衰えを見せない。

「それにしてもレイ君久しぶりだねー、二年振りかな?あの時も確か強盗事件で会ったんだよねー」

「おい瑞穂、これ一応事情聴取だよな、いいのか保安部」

いいのいいの〜と能天気に返す瑞穂、いや良くないだろ常考。

「いやー、お店に突入した時は驚いたよ、二年前と全く変わらない様子でレイ君が血塗れのハンバーガーを前に黒いオーラ発してたからさー」

「久々の肉だったんだ仕方ないだろう」

「だったら何時でも行けばいいのに、なんで毎回引き篭もるかなぁ?」

…特に理由が無いのが悔しい、そういえは毎日食っちゃ寝食っちゃ寝を繰り返しているにも関わらず俺の身体は何の支障も来たしたことが無い

実に不思議だ。

「よっし分かった、じゃあ今日は家に来なよYOU!!」

何をどう曲解したらその結論に行き着くんだこの天然娘……

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