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P.
ifは引き出しの奥に
たとえばコレが消えるなら
あなたはきっと悲しむだろう
もしもアレがかなうなら
わたしは泣いて喜ぶだろう
この人差し指で示せるものに感情という重みが宿るのだとしたら
この世界も少し、愛おしく感じられたのか
その答えすらわからないまま
灰色の日常に蓋をした
それはもう、どんな鍵でさえ開かない
どんなものでも傷つけられない
誰にも気づかれずに
この引き出しのなかにしまわれたのだ


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