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P.
このまま空へ
たまに思い出す君の記憶に
胸の中心が熱くしびれた
嬉しい感情も一部が欠けたような悲しみも
何度も波になって押し寄せて
わたしの心臓を強く揺さぶった
ふらつく足元に小さな花を見つけても
気遣う余裕なんてまったくなくて
手のひらは上を向いてる
このまま伸びて伸びて
強く大きな木になりたい
守れるいのちがある
生まれるいのちがある
憩う場所となれるから
そうしたら君は
そうしたらわたしは
優しく笑える気がするの
きっと


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あきゅろす。
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