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お試し箱
ろーく
ろーく。

やあ、我が親愛なる幼馴染の幸村くんよ。ご機嫌麗しゅう、元気だったかい?同じ学校にいるというのに久しぶりだね。最近は幸村くんもテニスで忙しかったからね、ろくに話が出来ない状況が続いてたけれど元気そうで安心したよ。そうそう本題に入らせてもらうけれど、テニス部に新しいマネージャー入ったよね?うん、私と同じクラスの光森姫香ちゃんだよ。まどろっこしい事は嫌いでね、単刀直入に言うけれど幸村くんは・・・いや、清市は彼女の事をどう思ってるかい?っ、ふ、あっはっはは!それを聞いて安心したよ!流石私の幼馴染だ。他のテニス部員はどうなっているのかな?あー、やっぱりか。丸井先輩は予想してたよ、それに切原くんもね。おや、意外だね。まさか副部長の真田先輩もやられたのかい?あの堅物が?光森ちゃんの魅力でも言うのかな?妖術?まぁとにかく、あの力はすごいね。あーあと忠告しておくよ、彼女、光森ちゃんだけど早々にマネを辞めさせた方が良いよ。他校の生徒も狙っているらしい。ああ、証拠あるけどいる?はい、これが証拠のボイスレコーダー。清市、くれぐれも私の好きな王者の名を穢(けが)さないでくれよ。私はテニスに没頭する君らが好きだったんだ。あの女に夢中になってる君らじゃないよ。うん、大丈夫さ。清市が正気だったからね。ふふ、安心したよ、彼女の存在を異常だと気持ち悪いと感じれるのが清市でね。そうそう、近々君たちのファンクラブが行動に移すかもね、ああ、もう行動してたよ。屋上でね。それでも彼女は辞める気にならなかったみたいだけど・・。もし、もうテニス部が手遅れになりそうなその時は・・・私が直々に彼女を落とすよ。それで良いかな?そう、それは良かった。じゃあね幸村くん。テニス、弱くならないでよ。頼んだからね!

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あきゅろす。
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