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お試し箱
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○月○日 ×曜日 (晴れ?)

お出かけするには、丁度良い気温だったから
この前みつけて気に入ったファミレスで
時間をつぶそうと思って入店した

定員さんに声を掛けて
甘い物が好きだからパフェを頼んだ
ちなみにチョコ味

店内って若干冷房が効いてたから
パフェ食べてると寒かったけど
美味しかったからまぁ良いかな


家に帰るときに弥子ちゃんを見かけた
私がパフェを食べてた店内で笑顔を浮かべてる
となりに居るのは、お父さんかな?
とっても優しげな顔で弥子ちゃんを見てた
少し羨ましいと思ってしまった

ちなみに弥子ちゃんは、私と同級生の高校生で
私が学校に行っていた頃に仲良くしてくれた友達

弥子ちゃんってば食べ物大好きだから
いつも私が残してたお昼ご飯あげてたっけ
美味しい美味しい言って食べてたなぁ

幸せそうな弥子ちゃん達を見送り
私は、家に向かって歩き出した
もう夕方だった

途中、電柱に妙な物を見た
頭が鳥みたいなので体が人間な生き物
夕日をバックにしニタリと笑って

「謎の匂いがする」

と言ってた
私の存在に気づいてなかったのか
こっちに向く気配は無い

『謎なんてこの世界じゃゴロゴロ転がってるよ』

思ったことを口に出したが
聞こえてないだろうと思って家に帰った
少しぐらい大声だして驚いた方が良いかな
そしたら面白くなったかも
ま、良いか


それが鳥人間に聞こえてて
興味をもたれてたなんて思いもしなかった

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あきゅろす。
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