馬鹿は風邪ひかない
ゴロゴロゴローガタンッ!!
「・・った〜」
わかっていたともさ!
あんなに勢いよく駆け下りたら落ちる事くらい!!
ガチャ
「あっ!お帰りなさ・・
「「「「「「どうしたの!?」」」」」」
綺麗にお兄ちゃん達と私の声がハモった
「お兄ちゃん達どうしたの!?」
お兄ちゃん達はなぜかジャージごとビショ濡れで数カ所傷があった
「いやいやいや!それより海里ちゃんの方がどうしたんだばぁ!?」
甲斐さんが慌てて言う
「あ、いや私は別に大したことn「階段の下で所々すりむいて寝てるののどこが大したこと無いんだばぁ!?」
今度は田仁志さんが言う
「あ、あははー;;そ、それより皆さんお風呂ですよ!お風呂!!」
私は急いで立ち上がり皆さんをお風呂場に促す
「海里、そんなに大勢で入れるほど大きくありませんよ。知念君、田仁志君お先に入って下さい」
「あい〜。デブが先入ったらお湯が無くなるさー。それになんで俺たちは後回しなんだばぁ?」
「平古場君、そうゆう言い方やめなさいよ。それに・・馬鹿は風邪引かないと言うでしょう?」
「なっ!永四郎、俺らの事馬鹿って言いたいのか!?」
「・・」
「否定してくれよ!!」
「・・ともかく、お二人とも早く入って下さい。海里!あなたはこちらに来て下さい」
私はお兄ちゃんに手を引かれてリビングへと連れて行かれる
そしてその後ろを甲斐さんと平古場さんもついてくる
「ここに座って下さい」
お兄ちゃんに肩を押され、私は椅子に腰掛けた
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