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邪魔 幸村sid
泣き疲れたのか君が規則的な呼吸をし出して、俺もウトウトしていたらドアが勢いよく開いた

俺はびっくりして、でも誰かが分からないと起きたら危ないと思って細目で見る


・・跡部?


跡部はすごい息を切らしている

「はぁ・・はぁ・・・・!」
跡部は俺たちを見つけたらしく、よってくる

「っつ、んで一緒に寝てんだよ」
そう言って俺の手を海里から放そうとした

でも、俺は絶対に放さない

「っんだよ、こいつ!」
跡部は少しイライラとした口調で言う

「ホントにコイツ寝てるのか?アーン?」
いいながら俺の頭をグリグリと押してくる



フフ、覚えとけよ?跡部



「寝て・・るみてーだな。。っと、」
跡部は俺から手を放し、海里を見る


「やっぱり・・泣いたか。。」


その言葉でなんだかしんみりした空気が流れた

「なぁ、、princess・・・俺、そんなに頼りなくなっちまったかな・・?」
良いながらソファーの下に座り、海里の髪を撫でる

「こいつの前は平気なのに・・もう、、俺の前では泣けないのか・・?

なんでっ・・

でも、、俺、princess・・・・海里の事・・ずっと・・・」

一度言葉を切り、跡部は続ける

「ごめんな。海里」

そう言って、海里のおでこにキスを落とした


なんだか、跡部のつらさが伝わってきて・・これは邪魔できなかった





っと、ここまでは良かった(?)んだけど・・・



なんで跡部、俺たちと一緒に寝てんの・・?

俺は跡部を蹴ってみる
けど、跡部は海里を強く抱きしめていて落ちなかった


絶対明日、さっき海里に言ってた言葉言ってやる!!
そう心に誓って俺は眠りについた




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