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俺だけに 幸村sid

跡部と話している君を見ているとなんだか胸が締め付けられた




だからちょっと、君にちょっかいを出したら君は体をビクッと反応させたものの、無視するから・・

もっと俺にかまってほしくて
跡部じゃなくて
俺に言ってほしくて


世間一般にセクハラとゆうであろう行為をどんどんエスカレートしていくと、君はやっと俺の方を向いてくれた
しかも、電話の向こうに跡部がいるのに俺の名前を呼んでくれた

なんだかそれが妙に嬉しくて、、俺は少し顔がゆるんだ

そして、ついでに海里から電話を奪って跡部を挑発してみる

「精市…?幸村か!?てめぇ!!海里になにしてやがる?!!」
「別にナニもしてないよ?」
「なっ!じゃぁなんでお前が海里の家にいるんだよ!?」
「フフ、よく泊めてもらってるんだよ。じゃっ海里が早くシてほしいみたいだから切るね」
「なっy」


電話を切ると君はいきなりつかみかかってきて

「今の絶対誤解された!!!」
って少し怒った口調で言った

『誤解』?

誤解・・か

俺は別に良いんだけどな
とゆうか、逆に嬉しい


君は・・?




俺が1人で心の中で落ち込んでいると君は涙目で俺を見てきた


ドクン


っやばい

そう思ったときには遅くて、俺はもう君の上にいた






お さ え ろ

おさえろ

抑えるんだ!!




俺は必死に自分を抑えた
そして、君を見ると少し不安そうな顔

あぁ


俺は君に嫌われたくない

だから


大丈夫。



完全に自分を抑えられると思って俺はボスっと音を出して君の上に倒れ込んだ

君にこうして触れていると安心する
でも、それと一緒に俺の中にある何かが渦を巻く


俺だけに触れさせて?
俺だけとしゃべって?
俺だけに・・頼って?

俺って独占欲、、結構すごいんだな・・・
それに、、結構子供だな



自分の初めて知った1面にあきれながら君がしてくる質問に淡々と答える

そして、君が黙ったときに

今日の君の泣きそうな顔、不安な顔が脳裏をよぎって・・
だから


「相談事なら俺にしてよ」

「俺の前なら泣いて良いから」


正直な気持ちだけど、ちょっとカッコつけすぎだなって苦笑いをしながら君を受け入れると君は俺の胸の中で泣き出した

そんな君も愛しく思えて

「頑張ったね。よくここまで我慢できたね」

って言って俺は君を強く抱きしめた






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あきゅろす。
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