触れ合い
朝、起きたら少し目が腫れていて、できる限り冷やした
でもやっぱり腫れは引かなくてかなり不細工顔だ
いつもより早く家を出たせいか学校に生徒がほとんどいない
多分クラスで１番乗りかな
「おはよう」
教室に入るなり幸村君が話しかけてきた
あれ・・１番じゃなかった；；
教室には幸村君の周りに昨日のテニス部の人たちがいるだけだった
ど、どうしよう!!幸村君に挨拶されちゃった!!
すっごくうれしい!!
あ・・・でも今の顔みられたくない・・
「お、、おはよ」
私は目を合わせずに挨拶を返した
「海里？どうしたんだよぃ？元気ないぜぃ？」
「あっ丸井君」
「ほれ、これやるから元気出せぃ!」
そう言って差し出されたのは丸井君と同じ香りのガム
「はは。ありがとう」
「や、別に良いぜぃ。 ・・・っと目・・どうしたんだよぃ??」
えっもうみられた!?
はやッ!!
「あ・・いや、何でもないよ」
「何でもないわけあるかよぃ!!そんなに泣きはらし「ブン太その辺にしときんしゃい。人間聞かれたくないことだってあるぜよ」わかたよぃ・・」
あ・・助けてくれるんだ・・
「ねぇ、卯月さん。いや、海里。しつこいかもしれないけどマネージャーやらないかい？」
またその話しでｓ・・・・って幸村君に名前で呼ばれちゃった/////!!!!!!!!
・・おちつけ!私！
ダメだこの場の勢いで流されちゃ!!
「や、でも、、私のこと嫌な人もいるわけだし・・」
私がそう言うと後ろから頭をぐしゃぐしゃと撫でられた
「あー。。今まで悪かったのぅ。もうお前を反対する奴はここにはいないぜよ」
仁王君は顔をそらして少し赤くなりながら言った
急にどうしたんだろう。。
あんなに嫌がってたのに・・。
・・もしかして幸村君の黒笑いにｙ「何だい？海里??」
「何でもございません；；」
「で、でもやっぱり私・・・」
私が断ろうとした時仁王君が
「仕方がない・・幸村」
と目で幸村君に合図をした
「ああ。仁王」
そう返すと幸村君は私にギュッと抱きついてきた
・・・えええええええええええ///!!!?????
え!?何がおきたの!?!!?
え/////!!!????
「ゆゆゆゆ幸村君!??!!!!」
ううう嬉しい!!!!
けど!!!!恥ずかしい////!!!
「海里・・。俺と同じ部活・・嫌かい・・？」
幸村君が私の耳元で囁いた
わ///!!!ちょっ!!
息かかってるよ////
「あっやそのちがくて・・その////」
「離してほしい・・？」
わっ//ちょっと!!そんな低い声で言わないでよ///!!!
だから、息かかってるって/////
「うっうん!!」
心臓が爆発するぅーー!!!!
「じゃぁ・・マネージャーやってくれる・・？」
「やっそれとこれとは別問だ《カリッ》ひゃぁぁ///!!? やります!!やります!!やらせてください////!!」
いいいいいい今、耳噛まれたよ//////!!!????
「フフ良い子だね」
そう言って幸村君は笑顔で私を離してくれた
私はあまりに刺激が強すぎて、ペタンとその場にしりもちをついた
「ほらのぅ。この方が効くじゃろ??」
仁王君が自慢げにみんなに言った
「おぅ!!良いもんみれたぜぃ!!」
「///」
「たたたたるんどる//!!」
「仁王君///!!女性にそんな事をしてはいけませんッ」
「なるほど。良いデータが取れた」
口々に彼らは言った
「フフ。じゃぁ改めてよろしく。海里」
「シクヨロ☆★」
「よろしく。ジャッカル桑原だ。」
「柳生比呂士と申します。これからよろしくお願いしますね」
「真田弦一朗だ。くれぐれもたるんだ事をしないよう心がけろ」
「仁王雅治じゃ。今まですまんかったの。これからよろしく頼むぜよ」
「柳蓮二だ。これからよろしく頼むぞ」
「あ・・卯月 海里です！よ、よろしく」
私がそう言うと柳生君が手を差し出してくれてその手をつかんで立ち上がった
彼らをみると無愛想な人も入りけど、笑っていて歓迎されてることが分かった
その笑顔をみるとなんだか頑張ってみよう!って心から思えたんだ
みんな、これからよろしくね!!
ところで真田くん、「たるんだこと」ってどんなこと?
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