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日時

部活の片付けもみんなが手伝ってくれたおかげで早く終わって、私は帰る支度をしていた


「海里、帰ろ「海里、ちょっと良いか?」
精市が私に言いかけたとき、背後から柳君に声を掛けられた

「何?」
私が聞くと柳君は腰を曲げ、私の身長に合わせて耳元に口を近づける


なっ///


そして、小声で言った

「ブン太と精市の誕生会についてだ」
そう言われて、私がふと周りを見るとみんなが待っていた

「あっ分かった。どれくらいかかると思う?」
「それは、わからんな」
「そっか・・」
私は精市に向き直る

「精市、ごめんっ!今日もダメだ;;」
「・・そっか。じゃぁ、また明日!」
「うん。ごめんねっ!」
「フフ、良いよ」

精市は笑顔で手を振る
でも、、私にはその笑顔がなんだか寂しそうに見えた・・




「・・・」
「どうした?行くぞ」
「・・うん」








「いつが良いですかね?」
「できるだけ早めにしてやりたいのぅ」
「だな」
私たちだけになった部室で机を取り囲み、会議が始まる

「うむ・・では、、近いうちに・・ 卯月!いつが良い?」
真田君に問われて、みんなの視線が私に向けられる

「え?いつでも良いよ?」

「そうか。では、明日はどうだ?部活も、学校もない日だ」


「! それは急すぎないか?弦一朗」


「だが、この日意外に無くはないか?俺たちにとってのGWはこの日だけだぞ?」

「それもそうだな・・」

「俺はそれで良いと思うぞ?」
「私もジャッカル君と同意見〜」

「はぁ。しゃーない、、プレゼント今から買いに行くかんと・・」

あっ私もだ;;;

「仁王。まだ買ってなかったのか・・」


「では、明日12時に俺は精市を、ジャッカルは丸井をつれて行く。他の者はそれまでに準備をするとゆうことで良いな?」

「はーい」
「分かった」
みんなそれぞれに返事をする

「よし。それでは解散だ」
真田君のその声でそれぞれ帰り道に向かう

すると
雅治に声をかけられた

「海里、送るぜよ」
「へ?いいよ。雅治家近いのに遠回りでしょ?」
「暗いところが苦手なのに1人で帰れるんか?」
「え!に、苦手じゃないよ!!?」
「だから、、全く説得力なか」
「はは;;」
私はから笑いをかえす

「でも、雅治これからプレゼント買いに行くんでしょ?時間無くない?」
「あー・・。・・明日の朝でもよか」
「いやいやいやいや!良くないし!!」
「ん〜。そんなら一緒に買いに行かんか?さっきの様子だと、お前さんもまだなんじゃろ?」
「そうなのよ。。んー。そうだね。うん!一緒に行こう!」
「よし、じゃぁ行くかのぅ」

その言葉と同時に私たちはお店の多い駅周りに向かった




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あきゅろす。
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