[携帯モード] [URL送信]
ページ:3

「おじょーぉさん
迷子かい?」

いきなりした声に、私は肩を跳ねさせてから振り返る
そこには、綺麗な赤い髪をした男の子

その人は窓の桟に身体を任せるようにし、楽しそうに弧を描いた口をして見ている

「あ、えっと・・」

「新入生だろィ?
ここ、立ち入り禁止だぜィ?」
ニッ、と、笑って
その人は窓から飛び出てくる


「暇だし、良い口実にもなるし、
一緒に体育館いかね?」


そう言って、笑ったその人は・・
桜吹雪になびかれて・・
とても、

とても、綺麗だった・・




[←][→]

3/7ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!