風 幸村sid
目で追うのもやっとの試合
ただでさえ、それだけでも唖然としてしまって目が離せないのに・・
・・普段とは違う彼女に、
つい、目を奪われた
それはまるで、跡部達と見たDVDの君を、
見ているようだった
でも、
「1ポイントもあげる気、ありませんから」
どこかちがくて・・
気高くって、大人っぽくて・・なのに、
「(これならどうだ!)」
とても楽しそうで無邪気で・・
可愛らしかった
それについ、綻んだ表情で彼女の後ろ姿を見つめていると
ふと、
彼女が振り向いて
「っ・・」
いつもの海里の表情で・・
微笑んだ
俺はそんな彼女に、赤面してしまって
「っ不意打ちとか・・」
そう小さく呟いて手で顔を覆った
やばい、
そんなにいろんな君を見せられたら、
ますます
好きになっちゃうよ
想いは加速するTLDR
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