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俺の心臓 幸村sid

「んんー!のど乾いたー・・海里ドリンk・・と、今日はいないのか・・」

「・・ほんと、どうしたんかねぇー」
コートのブラシがけを終えると、隣で仁王とブン太がそんな話をしていた・・


今日なぜか海里が無断欠席した
・・今まで、海里が無断で休んだのは『あの日』以来だ



だからなのか・・みんなどこかそわそわしている







と、







ズダダダダダダダー





そこに、



ある集団が猛ダッシュで走ってきた















「あ、跡部たt「おい!princessは!?」
来たのは跡部達で・・
いきなりジャッカルの胸ぐらをつかんでそんな事を言った

その焦ってる感じに俺達は口を閉じ、跡部達に注目する




・・また・・海里に何か・・?



俺の脳裏にその言葉が浮かんだ

「今日は無断で休みだが、お前達何か知っているのか?」
そんななか、蓮二が冷静にそう告げて・・

すると、跡部達はピタリと動きを止め、固まった



「「「「「「「「・・・やっぱり・・・!」」」」」」」」」」


「なにがやp「急ぐぞ!!」
俺らの事なんか気にせず急いで走って行ってしまう跡部達・・





・・・


っ無視してんじゃねーよ(黒笑






と思ったのは抑えよう、俺。


ともかく今は海里が最優先だ

「今度は・・何が・・っ」

「俺たちも行「まぁまぁ、落ち着いて」

「「「「「「「・・・・・




誰!?」」」」」」」

俺たちといつのまにか一緒に並んでいた氷帝のジャージを着た、見た事の無い子がいきなり口を開いた


「あ、ごめんごめん。俺は滝萩之介。氷帝学園中等部一年、テニス部所属。海里と・・・跡部達の・・・


な、仲間・・?・・です・・・///」
だんだんと頬を染めて俯き気味に言う滝・・君

・・・あれ?・・なにこの可愛いキャラ・・

「で・・で!部活終わった?
終わったなら一緒にコンビニ行かない?」
いつの間にか増えた可愛いキャラ・・基、滝は話をそらすように言いながら顔を勢いよく上げる

って・・

「「「「「「「なぜ!?」」」」」」」」
急な話に俺らは声をまたもやそろえる


話が見えない俺たちはポカーンとした状態で、ジャッカルに関してはどこか突っ込みたそうなのに突っ込みどころが分から無いとゆう始末だ

「まぁ、理由は歩きながら話すよ」

「いや、でも俺らは海里の所n「海里関係だから、ね?てか、俺が早くしないと跡部達、海里の家には入れないんだよね」
そうにっこにこと話す滝に俺らは疑問符を浮かべる

「なんでだよぃ?跡部達は鍵持って《ジャラ》







・・・・。







今、滝のポケットの中から計8個の鍵が出てきました・・


「先超されて、慌てられたら困るからねv」
・・前言撤回




滝は・・俺と同類だ・・
































あれからコンビニにより、海里の家に向かってるわけだけど・・

「なぁー、滝ぃーいつになったら話してくれんの?」
俺の言葉を代弁するようにブン太が口を開いた

「え?あぁ、海里の事ね。
んー・・、見た方が面白いよ。
・・俺の記憶があってたら、ね。」

「?」

滝はそう言いながら俺らより一歩先を楽しそうにコンビニ袋を回して歩いた















「あ”!」

「あ、跡部達お待たせ」
海里の家の前に着くと、跡部達が居て、イライラした顔つきで滝を見た

「滝、てめぇやっぱり・・」

「あ、うん。鍵は預かってまーすv」

「おまえなぁ!!」

「まぁまぁ、だって先に入られたら海里の貞操が危ないと思って」

「貞操って・・!俺らはどんな奴らだと思われてるんですか!」

「んー、、変態?」

「殴られたいか?滝」

「はは、冗談だよ。
さ、早く海里の所行ったげよ」

誰のせいで遅くなったんだとばかりに周りの奴らから目を向けられるが滝はそれを無視して楽しそうに鼻歌を歌うだけだった







「つーか、滝、その袋なんだよ?」

「あぁ、これ?おかゆの材料と風邪薬。
跡部が慌てて医者とか呼んじゃわないように、と思ってね」
建物に向かっている最中、向日が言って、それに滝は苦笑いしながら跡部を見て言った


へ〜風邪ぐす・・り!?
「ちょっ風邪薬って・・海里さん風邪引いてるのですか?!」
俺が驚いた目を滝に向けると同時に柳生も同じ行動をした

「うん。多分、ね。
実は、昨日海里、頭から大量の水かぶっちゃって・・外だったから着替えるまで時間開いてたから・・」

「そうなんか!?」

「うん。多分・・ね。
あ、そうゆう訳で樺地!後でおかゆ一緒に作ろう?
俺、あんまり作り方ってよく知らなくて・・;;」

「ウス」

「ありがとう。
・・と、着いたみたいだね」

その言葉と同時に樺地がドア開けてくれて、、
そこを俺らはお礼を言って、入っていった





「・・多分寝室だよな」
言う跡部に俺らと氷帝の奴らはついて行く






ガチャ


そう音を立ててドアを開けると、
そこには





「「「「「「「「「「「「「「「「煤v」」」」」」」」」」」」」」」





海里が倒れていた





「み「止まれ!」
俺がすぐさま駆け寄ろうとすると向日に止められた


「なんっ「いいから。跡部、」

「あぁ、どうするか・・」
焦ってる俺らとは裏腹に少し深刻そうに話す跡部たち・・

その姿に俺らは焦りながらも足を止めた

「・・なにかあるのか?」
跡部達の会話に何かを察知した蓮二が口を開く

「あぁ・・。

おい、どうするよ?優斗いねぇぞ・・」
宍戸が曖昧な返事をして、また氷帝の奴らに目を戻す


・・また・・『優斗』さん・・

俺は、、どこかさみしい気持ちになった・・


「てかてかー、俺一回やってみたかったんだよn「「「「「「「待て」」」」」」」
さっきからの深刻そうな話し声とはうってかわって、楽しそうに海里に近づこうとする芥川が氷帝全員に止められた

何を跡部たちはそんなに必死に考えているのだろうと思いつつ、俺はとりあえず海里の元へ近づこうとする・・と、
「? なんじゃ?そんなに必死に止めよって・・
つーか、早く海里をベットの上に乗せてやった方がええんじゃなか?」
仁王も同じだったらしくて、跡部たちの横を通り過ぎ、海里の方へと足をすすめる



「なっ仁王、幸村m「おーい、海里大丈夫かー」
仁王はそう言って、俺は海里の体を持ち上げる

「ん・・っ」
すると、海里はとても苦しそうな声を漏らした

「って、あつ!お前さん本当に大丈夫か?!」
仁王がおでこを触ってすごく焦る・・


と、

海里がうっすらと目を開けて・・俺らはホッと一息つk「ん・・ー、あれー?あーまさはりゅだぁー」


ギュッ


















・・え?















み、、海里・・・?

目の前の光景に、俺は心臓が止まるような錯覚に陥った



・・俺以外の奴なんかに・・

触れないで・・っ
TLDR


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