不安
「あの・・・さ;;海里」
「ん〜?」
「・・そんな抱き締めないでくれねぇ;;?緊張するんだけど;;」
「い・や〜v」
はぁ・・//
今、俺と海里はベットの上で抱き合ってる状態。
・・まぁ、手を回してるのは海里だけだけど!
俺にそんな勇気はねぇ!!!
つーか、早くみんな来てくれよぃ!
俺、このままじゃ失恋した身で・・
「ブン太の髪、ふわふわしてるよね」
・・キュンv
キュン死にしそうだぁぁッ//
***
「なぁ、見事に海里、メロメロなんじゃけど;;」
「入るに入りにくいな」
「まぁ、まぁ、ここは普通に入った方が良いって!(ブン太、覚悟し解いてね)」
言って、同時に幸村がドアをおもいっきし開けた
***
バァン!!
「「Σ」」
「「「「「(お)邪魔(するよ/します/するぞ/する)」」」」」
何事かと思えば一気に他のみんなが入ってきた
「ど、うしたの?」
私は体を起こしてみんなを見る
すると、5人が目を一瞬合わせて・・
「「「「「怖い夢見(た/ました/てな)」」」」」
・・めっちゃ棒読みなんですけど;;
でも、
「・・じゃぁ、もっと大きい部屋に移動しようか」
私はみんなの考えが何となく分かってしまい、くすっと笑って笑顔を向ける
「ありがとう
みんな・・」
誰にも聞こえない声で言って、全員で部屋を出た
「あ、和室もあるんだ」
各部屋をのぞいていたら精市がそんな事を言った
それに感心してるように見てる真田君と柳君。
そして感動してるジャッカル君。
「あ、うん。でも、布団が・・・」
私は言いかけ、言葉を止めた
そしてここに来たときに綾先達がいたことを思い出した
「あぁ・・布団、綺麗かも・・」
言って押入を開くと案の定綺麗な布団が何枚もあった
「じゃぁ・・ここで寝ようか」
私の言葉で各自布団を敷き始めて、、
ブン太が口を開いた
「場所、どうやって決める?」
「じゃんけんでええんじゃなか?」
「いいね!あ、でもブン太は私の隣ね!」
これ、決定事項!と、付け足して私はブン太を抱き締める
「な、なななんでだよぃ//!?!(もう、やめろーー//!!)」
「可愛いから♪」
私は満面の笑みを向けた
「「「「「「「じゃんけん ポン!」」」」」」」」
「・・まぁ、平等・・だな」
結果
真・幸・柳・ジャ
ブ・私・仁・柳生
と、真ん中に頭を会わせて寝る形になった
しばらく、精市が雅治とブン太に笑顔を向けて、、、;;
他のメンバーの顔が蒼くなってきたところで・・
「電気消すぞ」
1番近い真田君が電気を消した
「うん!ありがとう!」
真っ暗の中、私は真田君に向ける
その誰も見えない暗闇の中、なんだか恐怖を感じて、、
可愛いってのもあるけど、私はブン太に力の限りひっついた
「サンキュッ!・・て!だーから、ひっつくな//!!」
言いながらも、引きはがさないブン太に少し安心して、先ほどよりも力を緩める
すると
「海里、なんなら俺にひっつくか?」
言って楽しそうに、私がブン太にしてるのと同じに雅治が私の背中を抱き締めてきた
「やだ。雅治可愛くないもん」
「秤ツ愛いって言われたくはないが、なんだか悲しいぞ?;;」
「ふふ、、・・・おやすみ。・・みんな」
シクシクと嘘泣きをする雅治を軽く笑って、
私は眠りについた
どうか、、良い夢が見られますように
そう、心で願うものの・・
「おじょー!見てるかー?」
「もう、、元には戻れないのですね・・」
同じ心の中で、、
みんなのいない『夢』という世界に行くのが・・・
怖くてたまらなかった....
[←][→]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!