変化
「もしもし?princess」
景吾から携帯を渡され、若がでる
「若! この間・・この間優斗にあったって言ってたわよね!?」
「は、はい」
私が急いだ口調だからか、若は驚きながら返事した
でも、私はかまわず話を続ける
「何を・・若に何か、、言わなかった・・?何のために日本に来た・・とか」
「・・・。」
私が言うと若は間をおいた
若・・?
すると、、
言ったら、princess・・俺たちから離れて、優斗さんの所に行っちゃう気がしてっ・
あ・・
ふと、、若の言葉を思い出してしまった・・
「・・・。・・・が、、・・・わ・・っ・・て」
私がそう思い、しまった・・と口を閉ざそうとしたとき、若がかすれるような小さな声で何かを呟いた
「え?」
「名前が・・変わったって・・」
な ま え・・?
「疲れて、、町をぶらぶらしてたら・・『越前 南次郎』ってゆう人に会って・・新しい『家族』と『名前』をもらったって・・」
『名前』
『家族』・・?
「家族・・?」
私は思った事をそのまま言葉にする
「はい。。いつでも帰ってきて良いぞって言われたって・・。 名前は確か・・・
『越前 リョーガ』
・・だったと思います。。だから・・これからはそう呼んでくれって・・」
「『リョーガ』・・?」
「はい」
誰・・よ
それ、、
「princess・・」
「・・っあ、ごめん・・ありがとね・・それ、じゃ・・」
「princess、どうしたんですか?」
「ちょっと、、ね じゃ」
私がごまかすように言うと若はそれ以上聞かないでくれた
名前が変わった・・?
それって、、養子・・って事?
・・・
養子なわけない。
だって、優斗は元々
私の家の庭師の所に養子で来たんだもの・・・
「海里」
静かな空間に声が聞こえてふと振り返る・・
そこには驚いてるような、、心配しているような・・複雑な顔をしたみんなの姿・・ ・
外からはかすかにオレンジ色の光が差している
・・・
・ ・
狽オまった!!
みんながいるんだった・・
また、私は・・;;
「あ!!ごめんね!みんな! さ、この部屋の真正面の部屋に確か浴衣があったから・・着替えてお祭り行こう!」
言って、私は部屋を出る
みんなは、そんな私の顔を見て、、何も言わなかった
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