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会いたくて・・
バッ

私は急いでその部屋の中の奥の部屋に行った



「海里!?」







カチャ

音を鳴らして入った部屋は防犯カメラの録画されたものを見る事ができる部屋

まず、この部屋事態に私か優斗の指紋が無いと入れないのだが、もしものためとか言って2人で頼んで付けてもらったものだ

優斗さんが、来て・・


私は若の言葉を思い出して、その日にちに近い日の物を早送りで見ていく


「海里?どうしたんだ!?」




そう、声を掛けられて




私は我に返った

「あ、、ごめん」

「? どうしたんだよぃ?」

「・・誰が、、写真持って行っちゃったのかなーって、、思ってさ」
私は無理に笑顔を作る


『誰』
って決まってる

あなただよね・・?

優斗・・



「あ!ちょっ海里!止めろ!」

「へ?」
その言葉に、みんなが見ている画面に目を向ける

「!」
そして早送りをやめ、再生ボタンに急いで切り替えた

「こいつが、『優斗』?」


そこに写る人物は




昔より短くなっているが、深緑の綺麗な髪をしていて

私の知っているソイツより背が高く感じるが


間違いなく・・優斗だった







本当に、、優斗・・だ

本当に・・





そう、私は泣きそうになりながら画面に目を向けていると


その人物がカメラの方を向いた


そして口が開く





《おじょー!見てるかー!?》








見てる・・よ


よか、、た



よかった・・



生きてた


やせ細ってない・・


いつもの・・


あなたの元気な声・・・









ニカッと笑ったそいつはまた口を開いた








《『Même s'il y aura la difficulté de tous les genres, je protège une princesse.
Nous sommes à jamais vos domestique.
Il y a le pour votre cause.
vous entre espoir et lumière du bonheur.』(『何があっても、princessをお守りします。我らはいつまでもあなたの味方・・あなたの元に・・。
princessに・・希望と幸福の光が差し込みますように・・』)》









「なんて言ってるんだ?・・海里?」

「ゆ・・・と」
急に・・
その人物を見て

周りのみんなの言葉が耳に入らなくなって、


頬に

なにか温かい物が流れた

「海里!?!?どうした!?!?」


「っご、め。ごめん」



優斗





優斗!




優斗!!!




会いたいよ・・!







なんで・・


っ・・会いに来てよ・・・!!

「卯月・・・?」


真田君が私の肩に手を乗せる


すると、ふとずっと疑問だった事が脳裏をよぎった



優斗は・・何のために・・?



私はすぐに携帯を取り出す

そして、


「もしもし?!景吾?」

「あ、はい。どうしたんだ?そんなに慌てて・・」

「若・・若に変わって!!お願い。」

景吾の質問は私の耳には届かなくて・・
私は泣き叫ぶように言った


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あきゅろす。
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