[携帯モード] [URL送信]
変われない想い ブン太sid


未だに気になっている
海里が秘密を明かしてくれた時の
「それに、、」


の言葉の続き・・










「幸村、仁王、話がある。・・・・お前らも関係してそうだな。こい」


「海里の・・心の傷は・・・ふかいよ・・」

「雅治っ!!」
「ありがとう」


仁王も幸村君も海里の何かを知っているみたいだった
俺は知らない
でも、海里が話してくれるの待とうって
ずっと思ってた

でも、海里がその手の話を俺にする事はなくて
でも、、、俺は・・・待とうって・・・ずっと・・!

そんな事を考えている間に
仁王と幸村君と海里との境目はどんどん
どんどん
広がっちゃって
いつしか手を伸ばしても何もつかめなくなってしまっていた

俺ってそんなに頼りないかな・・?
俺って海里にとってそんなもんだったのかよぃ・・?















「ご・・」

そう言って海里は黙った


きっと、今の関係を崩したくないんだろう
俺も、逆の立場なら悩む


好きな人がいるなら尚更





ええよ。
だから、、そんな顔すんなよぃ

俺がそうさせてるんは分かってるけど
海里のそうゆう顔は俺も傷つく



「ええよ。答えは元々、分かってたんだ・・。だから、何言われても、覚悟はできてるから」



覚悟はできてる
でも、浅はかでも、少しの可能性に賭けてみたかった
ただ、、、それだけ




「・・ごめん。。私、好きな人がいるの」



そんなん、知ってるぜぃ


でも、やっぱり直に言われるのは

正直つらい





笑わなきゃ
笑わなきゃ海里が困っちまうだろぃ・・

そう思ってると自分の馬鹿さ加減に苦笑いがこぼれた

「っは」

あぁ、ダメだ
辛いのを隠そうとして逆にきっと痛々しい



「ごめん...」



謝んなよ
謝んじゃねーよ

惨めじゃんか


海里が誰を好きだろうと俺は海里の事が

好きなんだよぃ
・・大好きなんだよ


好きで好きで・・止まらない





この気持ちに・・ブレーキなんてもんは





 な い









海里・・・















好きだ
















ガシャン!




車いすが大きな音を立てて倒れた













[←][→]

4/7ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!