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再会
「princess!!」(プリンセス!!)
聞き慣れた声で懐かしい呼び名を呼ばれる

声の主は私の目の前に止まった黒の高級車から出てくる

「princess、なぜここへ?!」

「景・・吾・・久しぶり・・!」
久しぶりの再会に嬉しい気持ちがあるものの、今はそんな風に笑顔を向けられなかった

「・・お久しぶりです」
景吾は私の顎をつかみ、右頬にキスをおとす

「Are you all right?」(大丈夫ですか?)
「Yes, thank you. It is all right.」(ええ。ありがとう。平気よ。)


「・・・Is there it a little from now on in time?」(・・・これから少し、お時間いただけますか?)
「Yes. It is good」(ええ。いいわよ)

「Thank you. Then please to a car.」(ありがとうございます。では、車へどうぞ)

そう言って景吾は自ら車のドアを開ける

「a-...Are two people hiding in there since a little while ago acquaintances?」(っと、さっきからそこに隠れている2人は知り合いで?)

「Oh?」(え?)

「はぁ、そこの2人出てこい!」
景吾のその言葉で物陰から2人の人物が出てくる

・・精市!雅治!

「アーン?立海の幸村と・・仁王か。princessになんのようだ?」

「プリンセス・・?」

「とぼけんじゃねー!さっきからお前らがprincessを見ていたことは分かってるんだ」

「Keigo!Two people are my friends」(景吾!2人は私の仲間よ)

「true? princess」(本当ですか?プリンセス)

「Yes.I go Rikkai now」(ええ。今は立海に通っているの)

「Is it so.. Then what would you do to these two people?」(そうなのですか・・。では、この2人をどうしましょう・・?)

「Where do you go from now on?」(これからどこへ行くの?)
「・・・It hyoutei」(・・・氷帝です)

「Then..May I have you take it together? I want to explain our thing・・」
(なら・・一緒に連れて行ってもらってもいいかしら? 私たちのことも説明しておきたいし・・)

「I understood it. おい!お前ら!!乗れ」(分かりました)
そう言いながら目で車を指す

「お、おう。 お前さんらさっきから何話しとるんじゃ?」
車に乗りながら雅治が言う

「いえ、これと言った話しはしていないわ」
いつもと違う私の口調に2人が驚きを見せ、私はクスリと笑ってみせる

「Keigo.The window over there is soundproofing」(景吾。そこの窓、防音よね?)

私は運転手とこちら側を遮っている窓に目を向ける

「Yes. Of course」(ええ。もちろんです)

「Is there the wiretap?」(盗聴器は?)

「There is not it」(ありません)

「So.. Stop an honorific」(そう。なら、その敬語をやめて)

「Oops・・Just」(おっと、つい)

「それと、、2人も居ることだし日本語でしゃべりましょ?」

「ああ。そうで・・そうだな」

「ふふ、敬語はいいっていつも言ってるのに」

「ですが・・」

「ほらまた」

「・・・」
景吾は少しすねたような目で私を見て、私は少し笑う

「みんな・・元気?」

「ああ。すごく会いたがってたぞ」
「ふふ、会うのが楽しみだわ」

「・・・アイツは・・見つかったか・・?」
「・・ううん。・・もう・・会えないの・・かな?私のせい・・で」
「princess・・。ちげーよお前のせいじゃない」
「・・ありがとう」



「っと、princess。その2人とは・・」

「ああ、今ねテニス部のマネージャーをしているの」

「!! あなた様が雑用なんt「景吾。」・・すみ、、悪い」

「それと、その『princess』ってやめてよ」

「っだが!俺らにとってあなたは・・家がどうなろうと、いつまでも大切な・・お慕いしているprincessなんだ」

「ありがとう。でも、せめて今は名前で呼んで?」
その言葉を聞き、景吾は2人に目を向ける

「h「・・」ああ」
敬語を使おうとしているのに気づいて、私は景吾を見る

「それと、、マネージャーなんて・・そんなテニスの近くにいて・・辛くないか・・?」

「平気よ。逆に楽しいわ」

「そうか」


返事を聞き、私は2人の方を向く

「ごめんね。驚かせた?」

「フフ、少し・・ね」

「良かった。こいつは景吾。氷帝テニス部に入ってるの」
「あぁ。すごく強いんだろう?話しは聞いてるよ」
「えっ・・強い・・・?」
「なんだよ?アーン?!」
「ふふ、冗談よ」

「まぁ。立海のどっかの誰かさんにとっちゃ強かないと思うけどな」
景吾は精市を見る
「フフ、そんなこと無いよ」




「ところで、お前さんら今まで何語で話してたんじゃ?」

「英語だけど・・」

「英語か!? 全く聞きとれんかった・・」

「フンっ じゃぁドイツ語やフランス語の方が良かったか?」
景吾はニヤッと笑ってみせる

「そっちの方が無理じゃよ・・」
雅治はハハッと苦笑いをする





「ねえ、海里。2人の関係を聞いても良いかい?」
精市はは真剣に私たちを見る

「うん。これから氷帝に行くんだけど・・そこで話すね」

「わかった。ありがとう。・・っそれと・・海里、右側のほっぺたみして?」

いつも以上の笑みで精市は私に言ってきた

なぜか・・従わなければいけない気がする・・・
私はおとなしく頬を精市の方に見せる

「こう?」

「うん。そう。良い子だね」
そう言って精市は自分の制服の袖でごしごしと私の頬を拭く

「へっ!?ちょっ!痛い!!何?いきなり!!」
「フフ、さっき汚らわしいものがここに触れた気がしたから」
精市は景吾の方を見る

景吾は口角と眉をピクピクさせてる
「汚らわしい物・・?」
「ああ。どっかの誰かさんが付けた・・ね」
「??」






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