進入
「海里、おはよう」
「ん..おはよ」
「ほら、起きろ」
「ん。もうちょっと」
・・ん?
・・・
「だれ!?!?」
私はベットから飛び起きる
「鍵が開いていたから、あがらせてもらっているぞ」
私の寝ているベットに腰掛けて、柳君が言った
「いやいやいやいや!!!開いてても普通入っちゃダメだよ!!」
「不用心だからお前に何かあったのではないかと思ってな」
「あっ・・。えっと、、心配してくれたのは嬉しい・・け、けど・・う〜」
『入ってはいけない』とゆう事を私は言おうと思ったが、心配してくれていたと思うと言いにくかった
「フッ、先にリビングに行っているから着替えてこい」
そう言って柳君は部屋を出て行った
「ごめんね。おまたs・・・
なんか増えてるし;;」
私はリビングで腰掛けている雅治と柳君と柳生君を見て言う
「おっ、おはようさん」
「おはようございます」
2人はにこやかに挨拶を交わしてくる
「お、おはよう。 ・・にしてもみんな早いね」
「ククッそんなことなか。お前さんが遅いんじゃよ」
「え?」
私はふと時計を見る
・・・
「やばっ!!!!」
時計には11時35分と記されていた
「フッ大丈夫だ。ケーキは柳生、菓子とクラッカーは仁王と買ってきたからな。他には特にいるまい」
そう言われて机の上を見ると必要な物はすべてそろっていた
・・1つ何か違う物があるのはあえて黙っていよう・・
「ありがとう〜!!」
私は3人に顔の前で手を合わせ、お礼を言う
「いや、それよりこれをやる」
そう言って柳君に渡されたのはおにぎりだった
「?」
「朝食は食べておいた方が良い」
言い終わるとすぐに柳君はケーキを冷蔵庫に入れに行くと言って私に背を向けた
「ふふ、ありがとう」
私が冷蔵庫に向かう背中に言うと少し照れた様子で「いや」と呟くのが聞こえた
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