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試合
「よし!部活へレッツゴー!!」

みんなで朝食を済ませ、部活に行くため玄関のドアを開ける



ザーーーーーーー



「「「「「「「「・・・・。」」」」」」」」
外は、、大雨でした












「気づかなかったぜぃ」
「俺もじゃ」
「しかしこの雨の中、学校まで行くとなると・・相当きついな」
その言葉にみんなで頷いているとみんなの携帯から様々な音が聞こえた


みんなは鞄やポケットから携帯を出し、開く


部長からだ!

そこには
【今日は雨のため筋トレをする予定だったが、学校に来ること自体が困難な部員もいるのでオフにする。でも、各自しっかり自主トレをしておくように!】

と記されてあった


私も自主トレするのか!?


まぁ、それはさておきどうするかな
「みんな。どうする?車くらいならまわせるけど?」

「いえ、そんな悪いですよ」

「でも、こんな雨の中帰るの大変でしょ?」

「まぁ、そうだなぁ。あーあ部活行きたかったぜぃ」
ブン太がションボリして言う

部活ねぇ。
・・あ
「じゃぁさ、テニスしていく?」

「え!でも外は雨だぜぃ?」

「室内にもあるのよ。外のコートの横に大きな建物あるでしょ?あれ、コートなの。」

「そうなのか!?すげえな・・」

「はは じゃぁ、あそこまで行く車呼ぶね」
私はポケットに入っている携帯とよく似た形のリモコンのような物を出し、操作する

「なんだよぃ?それ」

「これ?この家の敷地内は自動の車で移動できるようにしてあるの。それでこれはその車を呼ぶための道具」

「ますますすごいな・・」

「はは、featherをなめないでちょうだい」

「だな」
そう言って玄関の前に来たリムジンに乗り込み、『室内コート』と書いてあるボタンを押す

「すぐ付くから」

「あぁ。しかし・・家の敷地内で車を使うとわな・・」

「うむ。初体験だ」

「弦一朗。多分ここにいる海里以外のメンバーは全員そうだ」




そんな話しをしていたら車はコートの前で停車した
みんなで荷物を下ろし、その建物に入る

「すごいね。3面もある・・」
「前は・・みんなでやってたからね・・」
お父さん、お母さん、お兄ちゃんに・・・アイツもいっしょによくここで練習をした
まぁ、正しく言うと『練習に付き合ってもらった』んだけどね

「あ・・ごめん」
「ううん!ちょっと懐かしかっただけ!」

私は言いながら体操を軽くすませてコートの上に立つ

「よし!久々に本気の勝負やっちゃうぞ!!誰かやろーよー!!」
みんなの方を見て手を振りながら言う

「お前さん、大丈夫なのか?」
「そうだぜぃ!無理するなよぃ!」
みんなが心配そうに見てくる

「だーい丈夫!たまには良いじゃない!」
「・・無理はだめじゃぞ?」
「うん!」

「ふぅ。じゃぁ俺が相手してやるか」
そう言って柳君がコートに入ってくれる
「ありがとう!セルフジャッジでいいよね? フィッチ?」
「ラフ」
私はラケットを回す
「スムースだ。サーブ」
「では、コートはこっちをとる」
「はーい」

「1セットマッチ海里トゥーサーブプレイ」
そう言って私はトスを高く上げる

パンッ

柳君はそのボールに触れられなく、サービスエースをとった

その瞬間横のコートでラリーをしようとしたメンバー達がこっちのコートを向く

「んなっ!俺でも参謀からサービスエースなんてとったこと無いのに」


「フッすまんな。油断した」
「へへ、そんなんじゃ痛い目見るよ」
「・・そのようだな」

15-0


40-0



・・・




「ゲームセットアンドマッチ海里リーズ6ゲームストゥー2!」

「嘘だろぃ・・!柳が負けるなんて・・。王者立海のレギュラー候補だぞぃ!?」

「はは、大丈夫。柳君本気じゃなかったから」
「え?」
「私の足に負担ができるだけかからないように打ってくれたでしょ?」

「気づいてたのか・・」
「うん!・・ありがとう!」
私は背伸びして柳君の頭を撫でる
「一回触ってみたかったんだよね」
「・・・。でも、正直やばかったぞ・・?」

「ん?何が?」
「お前は強い。多分・・いや、確実にジャッカルや柳生、ブン太や仁王にはその足でも勝てるぞ。完全体なら真田と戦っても、もしかしたら・・。まぁ、お前の完全体を見たことは無いからこれはうまくは言えんがな」

「まじかよぃ・・」
「プリ・・」

「はは。そんなことないよ〜」
「まぁ、確かに今の試合は良かったからね」
「そう?えへへ〜ほめてほめて〜」
私はコートからでてみんなの方に行く

すると真田君に軽くチョップされた
「調子に乗るな!たるんどる!」


「・・はぁーい」




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あきゅろす。
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