朝のハプニング
朝起きたら、、
2人に抱きしめられていました・・・
「けっけけけけ景吾!?!?な、なんでいるの!?」
「っ・・princess・・うるさい」
「いやいやいやいや!!『うるさい』じゃなくてなんで居るの!?」
私は朝からパニックになりながらも景吾に問いかけた
でも、景吾はまた眠りについてしまい私の問いには答えなかった
すると、反対の方から声がする
「ん・・。海里。どし・・たの・・?」
「あっ精市!おはよ。・・じゃなくて、2人とも起きて!!」
私は2人をソファーから落とした
ドガッ
2人の体が床にたたき付けられてすごい音がする
あ・・ちょっとやりすぎた・・かな・・?
「っだ!てめぇ!!海里!!」
「っ・・良い度胸だね海里」
景吾は不機嫌そうに前髪を手でかき分けて、精市も同じポーズをしながらいつになく黒い笑顔で私を見ていた
「あ・・ご、ごめんなさいっ!ってそうじゃなくてなんでいるの!?」
私は景吾にもう一度問う
「あーなんか昨日ここに進入してきたんだよ」
答えたのは本人じゃなくて精市だった
「っな!?幸村!!俺はお前が変な切り方するからだろっ!」
「なんのこと?」
「てめぇっ・・」
「ストップ景吾!精市も」
景吾が精市に手を挙げようとしたところに私は止めに入った
「と、とりあえず準備しよう!!準備!遅刻するよ!」
2人が喧嘩しそうだったためともかく話を変えようと私は景吾にタオルを渡し、洗面所に促して自分も自室に着替えに行った
「えーと。じゃぁ、景吾は心配して前渡した合い鍵で入ってきた・・と」
景吾の話しによるとあの電話の後、私の心配をしてこの家に越してきた時に氷帝のみんなに渡した鍵を持ってここに来て私たちを見つけたは良いものの私は熟睡していて起きなかったから隣で寝た・・・・そうだ
「そうだよ。わるいか」
「いや、全然。心配してくれたんだよね。ありがとう」
「フフ、寝てる海里のおでこにいきなり「わーーーーーーーーーーーー」
精市が何かを言っている最中に景吾が精市の口をふさぎ、叫んだ
「てめぇ!!やっぱ、狸寝入りだったのか!!」
「フフ、何のことかな?」
「じゃぁ全部聞いて・・」
「フフ、どうかなぁ?あっ海里、『ごめんな。俺、お前のことずっと「だーーーーー!!!!!やめろ!!っんで聞いてんだよ!!」
「俺たちが楽しく夢の世界にいるのに邪魔するのが悪いんだよ」
景吾は顔を赤らめながら青筋をたててて、それとはうって変わって精市はとても楽しそうな笑顔を浮かべていた
「えーと・・?」
「フフ、昨日ね跡部が「聞くな!!海里は聞かないで良い!!」
「え、あ、う、うんっ」
景吾は私の肩を握り必死に訴えてきたため、私は頷くしかなかった
「フフ、そろそろ遅刻寸前だし行こうか。跡部、車・・あるよね?」
精市は椅子から立ち上がりながら満面の笑みで景吾にふった
「アーン?なんで俺様がお前なんかのために「『ごめんなみ「わかった!分かったから待ってろ!!」
景吾はクソッと言い捨てて携帯をとりだした
「フフ」
「じゃ、俺は氷帝に行くからな」
「うん。ありがとうね!」
「いや」
「フフ、また会おうね」
「ぜってー嫌だ。」
「じゃぁな」
「バイバイ」
私たちは景吾の車を見送り、学校の門をくぐった
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