[携帯モード] [URL送信]
+1人
最近精市は・・なんて言うか・・その、、ちょっかい・・?いや、違うな・・セクハラが多いいです。。


と言っても昨日の夜からですが!!





「今日は席替えをする」
担任が入ってすぐにそんなことを言った

・・・ええええええ!?!?!

この席気に入ってるのに!
ここの席いつでも精市が見えるんだよ!!?
たまに振り向いた時とかもう・・・////

あっしまった私危ない人になってるわ;;



1人でそんなことを考えていると前からくじがまわってきた

私はそのくじ達を見て一呼吸おき、一つひいた







結果

隣の席は・・・柳君!!!!!
そ・し・て・・・後ろの席は愛しの精市でした///////

きゃーーー///
私もう前向いて授業受けない!!!



席替えが終わり、休み時間

「なんじゃ。テニス部で俺だけ仲間はずれか」
雅治が私の頭の腕に腕をおいて言った

すると一瞬でその手は精市の手によってはじき飛ばされる

「フフ」

精市の背後に何か黒い物が見えた気がする・・;;;

それを見て雅治はあの独特の笑みをして、隣の柳君もニヤニヤと笑った

「何か文句がありそうだね?」
そう言って精市は黒い笑みを浮かべ、2人はブンブンと首を横に振った



授業中、私はすごい形相でプリントを見ていた
今は自習時間だから周りはすごく騒がしい

でも、私にそんな余裕はない!!!!!!
次、まさにこの自習時間が終わった次、私は数学の問題があたる

・・・わかるか!!!
家でお祖母ちゃんに勉強はたたき込まれた
次期代表として、表面だけども恥ずかしいことがないように
毎日毎日何人も先生が来て・・・
でも、本当に数学は苦手なの!!
てか中1の数学なんて特に!中3や高校の問題らへんはお母さんのこともあったし、いっぱい・・できるだけ勉強したから分かるけど・・

中1のってちょうど、授業受けてない時のなんだよね;;
テニス以外必要ない!!みたいな感じでさ
正直、いつもそう思っていたけどお母さんのことがあって自分でも努力したんだよね


ってこんな事考えている場合じゃない!!


私が悩んでいると隣から小さくだが吹き出す声が聞こえた

私はバッとそっちを向くとその声の犯人、、柳君が「悪い」と言いながらもまだ笑っていた

「百面相してどうした?」
必死に柳君は笑いをこらえてた

「次の数学のプリントが分からないの。そんな笑わなくても良いじゃんよぅ」
私はふてくされた

「悪い悪い。その問題はな・・」
私の顔を見て柳君は謝って問題を教えてくれた

お祖母ちゃんの雇った人より教え方、うまい!!!!
教えてもらった後、なんで私はこんな簡単な物が分からなかったのかと思うくらいだ

「わー!ありがとう!!すぐできちゃったよ!!」

「お前は覚えが良いな。さすがは卯月 作哉のまg「やめて」

私の声が低くなったのが分かったのか柳君は黙ってくれた

「なんで・・」

「マネージャーになった奴だからな。細かく調べさせてもらった」

「・・・私のことどう思う・・?」

「?よく働いて、無茶をしすぎるマネージャーだが?」

「本当にそれだけ?」

「フ、お前の家柄で態度を変えると思ったか?」

「・・・」

「安心しろ。媚を売るのは好きではない」

「何があっても変わらない・・?」

「ああ。だからそんな不安な顔をする必要はない」

「へへ、ありがとう」

「どういたしまして」

このとき私は柳君の笑顔を初めて見た
そして、この人も・・信じられる・・そんな気がした



「それにしても柳君その目で見えてるんだね」

「・・・」
私が言うと柳君はどこから出したのかスリッパで私の頭を叩いた

あぁ。この人はきっと態度は変えないでいてくれる そう感じた瞬間だった









部活に行くと丸井君が部室の前にいた
丸井君は私を見て走ってきた

「な、な!海里!俺のことブン太って呼んでくれよぃ」

ホントにいきなり言ってきて私は思わず聞き返してしまった

「え?」

「だーから!俺のこと名前で呼べって言ってんの」

そう言って初めてあった時のように目の横にピースをしてウィンクをして丸井君は去っていった


・・・なんか最近名前呼びにしろって言われるの多いいなぁ・・・






[←][→]

17/127ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!