バ レ タ
「今日は朝練無いの?」
まぁ、いつもあるかどうかは分からないけど・・;;
そう思いつつ、隣にいるお兄ちゃんに聞いてみる
「えぇ、今日は放課後練習だけなんですよ」
「へ〜」
只今、皆さんと一緒に登校中です!!
それにしても、、
お兄ちゃんと一緒に登校するの何年ぶりだろうv(二年ぶりです)
私は笑顔でお兄ちゃんの手を取る
「・・//」
「うーわー、、シスコ《ゴン》・・・」
・・・お兄ちゃん!?
今の何!?!?なんかものすごい早さで平古場さん黙らせたよ!?!?!?
「(ニコッ)海里は気にしないで良いんですよ」
そう言って笑顔を向けるお兄ちゃん
「う、うん!」
会話を続けて歩いていたらあっとゆう間に学校には着いてしまって・・
「海里、俺たちはこっちなので。 何かあったらいつでも連絡下さいね」
言ってお兄ちゃんは顔の横に携帯を持った
「うん!ありがとう!それじゃぁね!」
私は笑顔を向けて、お兄ちゃん達とは別の方向に歩き出す
なんだか、、
私だけ学年違うなんて寂しいな・・。。
ガラガラ
「おはy「ちょっ!卯月さん!これ!」
なんだかショボンとした気分だったのに教室はすごい騒がしくて、、;;
確か、私の前の席の女の子・・だと思うその子はすごい勢いで私にある物を見せてきた
雑誌・・?
「どうしt・・!?!?!?」
雑誌!!
「やっぱり、そうだばぁ!?わーすごい!本物やっしー!」
そう言って抱きつかれる
・・しまった
もう バ レ タ !!!!
「しんけん!?やっぱり、木手、Misatoなんだばぁ!?」
「や、ちがう!違うよ!!」
私は一生懸命否定する・・
が
「はーや、本物だなんてなー!」
もう私の声は届きませんでした・・(泣
「熱isatoっつたら、あのスーパーアイドルだった!?」
「あんなに売れてたのに1年で姿を消したあの!?」
「そうやっし!デビューしてすぐに売れて1年間にCD、20枚近く出した、あの!Misatoだばぁ!!」
「たしかかぁ!?」
・・・;;;(汗
そんなにすごい物じゃないって;;
てか、そんなに大事(おおごと)にしないでぇぇ(泣
その子が持っていた雑誌は・・『アイドルMisatoの謎に迫る〜急に姿を消したあの子はどこに!?〜』とゆう特集ページ
そして、、
さっきからクラスの子が言ってるように
そのMisatoは
私だったりします;;
「サイン下さい!しにファンやっし!うにげーさびら!」
「わんも!」
「わんも!」
・・・;;
「いや、もう私Misatoじゃないし・・」
「狽サうだばぁ!!わったー、しにファンで、応援してたやっし!!なのになんで急に・・」
う。。
そんな目で見ないでぇ;;
ごめんなさいー;;
「・・ごめんね。でも、、やりたい事が見つかったから・・」
「やりたい事?」
「うん!・・だって、
アイドルは男の人と一緒にいたらスクープされちゃうでしょ?」
私は言って軽くウィンクをして、教室を出た
そして
出た教室からは・・
「「「「「「キャーーーーーー」」」」」」」
・・あは・・☆
いいんだもん、私のアイドル人生は幕を閉じたんだ!!
・・あれ?もしかしてこれって事を大きくしただけ!?
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