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Deadline3
この世界に戻ったら冬休みで、、

寒かった


でも、、、また、幸村君に会えるんだな・・って思ったらなんだか温かい気分になった




同時に、寂しさも沸いたけど・・・












「ゆっきむっらくーん!」
私は前を歩いていた幸村君に飛びついた


笑いながら振り返る幸村君はいつもの綺麗な顔で
ここ数日、上から見ていた顔とは正反対だった


「フフ、海里は甘えんぼさんだね」
そう言って周りには部活登校の生徒がいるのに関わらず抱き締めてくれた

そして『いつも』のように私たちは手をつなぎ、歩き出した




幸村君の中から・・いや、この世界の人の中から『私が死んだ』とゆう記憶は消えた

・・だから、なんだか、本当に戻ったみたいだった





   生きてるときに   














「相変わらず、見てて暑苦しいカップルじゃな;;」

「ドー感ッスー」

「あーあちー」
そう言って仁王と赤也と丸井は手で仰いだり、洋服をパタパタさせていた

「へっへ〜♪羨ましい?」
私は幸村君の腕をギュッと握りながら3人に言う

「「「いーや、ぜんっぜん(ッス)」」」
3人は同時に無表情で右手を顔の前で左右に振った



「なんだって?」

「;; さ、さーって練習はじめっよかな!」

「あ、赤也、俺と打つかの!」

「お、おねがいしまっす」

幸村君が笑顔で問うと、3人は目を合わせずにコートの方へ走っていった


「ふふ。 さて、私も部活行って来ます!」

「うん。行ってらっしゃい」
そう言って幸村君は私の頬にキスを落とす

私は頬を赤らめて、笑顔で手を振って部活の教室へと走った













そう言えば・・

生きてるときにもあったな



つらいこと












「はぁ、卯月さん。これからあわせるから練習室に行っててくれる?」

「あ、、はい」
私はバイオリンを持って『オーケストラ部』と書かれた音楽室を出て、練習室に行った





そこには1つの席。
いつも、ここには私しか座らない
良い言い方をすれば『特等席』・・かな

外からはみんなの話し声や、綺麗な楽器の音が聞こえる

少し・・また、少し、胸が痛んだけど、、仕方がない




下手な・・私が悪いんだから・・














しばらくすると、みんなが帰る音が聞こえて、、、
私も先生が呼びに来るのを待った






でも、






先生は30分待っても来なかった・・




また、忘れられちゃった・・か

そう心で呟いて、音楽室の前に行き、ドアノブを回してみると案の定・・鍵がしまっていた


「はぁ・・」
小さなため息をついて、また練習室へと戻る


そしてもう少し練習しようと、バイオリンを持ち、楽譜に向かった



♪〜

やっぱり・・・うまくいかない


・・こうゆう時は・・


♪〜




ガチャ

いきなり開いたドアに、私は身体を跳ねらせた


「やっぱり、まだいた」

「幸村君!」
そこにいたのは幸村君で、、
私はたちまち笑顔になる

「フフ、海里の音が聞こえたから」

「あ、ごめんね。へt「下手なんかじゃないよ。俺の事考えながら・・弾いてくれてただろ?」

「///」
図星なだけに何も答えられなくて、私は顔を赤く染めて俯いた

「フフ、可愛い。もっと・・聞かせてよ」

「・・やだ」

「なんで?」

恥じる私に幸村君は笑顔で近づいてきた

近い近い!!


「良いじゃない」

「・・・ちょっと、、、だけだよ?一番だけだから。」

「うん」
私は少し伺うように言って・・
そしたら、幸村君はふんわりとした優しい笑みを私に向けるものだから、心臓がドキドキうるさくなった

でも、その心臓を納めてそっと・・バイオリンを手に取る
そして深呼吸




幸村君の・・幸村君のためだけに・・


そう思いを込めて丁寧に指を動かしていく


幸村君・・  大好き






愛してる





〜♪

楽器から音が消えて、幸村君の方を向いた





すると、
幸村君は手で顔を覆っていた

「幸、村君・・?ご、ごめんね!やっぱ下手で・・私・・」

《フルフル》

私が言い終わる前に幸村君は首を横に振る


「・・音楽・・って、すごいよね・・。弾き手の気持ちがすごく・・伝わってくる・・」
そう言って上げてくれた顔は真っ赤だった


「海里、」





「俺も・・好きだよ」


その言葉と同時にネクタイを引かれて、どんどん幸村君の顔が近づいてきた


「///」

「海里顔真っ赤・・」

「幸村君こそ」
私は少しふくれたように言う

「フフ、お互い様・・だね」
自然にまぶたが落ちてきて








唇が触れあった










TLDR

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あきゅろす。
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