Colorfulカラフル 何がどうしてこうなったっ!(赤降)降旗くん誕生日記念。 注意、若干、本誌ネタバレ含みます。赤様のキャラ崩壊中。 どーも降旗光樹です。今まで平凡な人生を生きてきて16年。それはこれからも変わらないと思っていたのに、俺は、今絶賛ピンチ中です! はっきり言ってしまえば、告白されました。普通に考えたら、胸ときめくシチュエーションのはずなのに、おかしいな………俺は戦慄したよ。 何と、相手は洛山高校バスケ部キャプテン・赤司征十郎だったから。 初対面の時、とんでもない行動に出た彼に腰が引けてしまって、俺とは絶対にこの先関わらないタイプの人間だと思っていたし、あの日の怖さはトラウマ級だった。 だから、WCが終わった後、知らない番号からTELがかかってきた時、普段は無視する俺だけど、数回に渡ってかかってくるから、文句の一つも言おうと出たのが、そもそもの間違いだった。 「やっと出たね。今、東京にいる会いたいんだ」 名前を聞かなくても、声で分かってしまった。俺の死亡フラグ決定と思ったよ。 ちょうど、春休みの最中で運よく(この場合は運悪くか!?)部活も休みの日にこの電話。 俺は指定された、喫茶店に急いで向かった。だって逆らったらオヤコロだもん。 色々疑問はあったけど、とりあえず遅刻しないのが先だよね。だって、遅れたらオヤコロだもん。大事な事だから2回言ってみた。 で、久々に会った赤司は少しだけ、前髪が伸びていてやっぱり目立つ存在だった。 「…で、あの何の用事?つか、どうして俺のケー番知ってんの?」 「番号はテツヤに教えてもらった。僕なりに色々考えた結果、ある答えにいきついたんでね」 「何の答え?」 どうしてだろう。物凄く嫌な予感しかない。 「どうやら、君の事を好きになった。僕と恋人になって付き合え」 「…………………………はっ?」 何だろう。今、何か幻聴が聞こえた気がする。そうだ幻聴だ。 「悪いけど幻聴じゃないよ」 「ひゃっ???!!」 (心読むなよー!!) 「降旗光樹、僕と付き合え。後さっきの叫び声可愛かったからもう一回言って、録音するから」 「…………………???あ、あのさ、ちょっと待て!俺、男だぞ。女の子じゃないし、第一にほとんど俺達接点ないよな??そして、変な幻聴聞こえた;;;」 疑問をぶつけてみた。正当な権利だよな。 赤司はため息をついて、俺をみつめながら 「頭の悪い君の為にもう一回言ってあげるよ。君の事を女だと思っている訳ないじゃないか男だと百も承知だ。接点などほぼないがそれが関係あるのか?気付いたら好きになっていた。そして叫び声可愛かったからもう一度言え」 すげー赤司ノンブレス………ってそうじゃなくて!! 「お、お、おちゅちゅけっ?!おい!赤司、そんなキャラだっけ?お前って??」 「今のも可愛いすぎるよっ!!僕を萌え殺す気か、君は!」 そう言って、写真を撮ってきた。 (あぁ…赤司って本当にいろんな意味で残念だったんだなぁ…) そりゃあ初めて会った時は怖くて、でも試合中のプレイとか同じPGとして憧れていた部分もあったのに…うん、なんか残念だ。 「君が、僕の試合見てそんな事思ってたんだなんて、嬉しいな」 「だから心読むなーっ!!!」 しかも、そんな良い笑顔で言うなよ!せっかくの美形が勿体ない。思わず、大声を出してしまい店内の注目を集めてしまった。俺は恥ずかしくなり、慌てて店を出ようと立ち上がったけど、赤司に手をつかまれてしまって……そのまま赤司に引っ張られ店を出た。 「あ、赤司っ!離せ…よっ!」 「僕はまだ返事を聞いてないよ。僕の恋人になるよね」 「なんで一択しかないんだよっ!!」 「断るつもり?」 赤司のオッドアイが、怪しい光を宿した。手…痛いんですけどあっ、やべ…これ断ったらオヤコロされる……。 「…いきなり、んな事言われたって分かんないよ。赤司の事好きかどうかも分かんない」 正直な気持ちを言った。だって本当に分かんない。 「分かった。じゃあ仮恋人って事でどうだい?」 「仮恋人?………まぁ……それなら」 疲れた頭に、それはマシに思えてつい、つい…返事してしまった。 「決まりだね。絶対に僕に惚れさせるから覚悟しなよ。光樹」 「………っな、な…!!?」 赤司があんまりにも綺麗な笑顔で笑うから、俺は不覚にも顔が真っ赤になってしまった。 イケメンって狡いよ!本当っ!あっ……写真撮るな!何に使うつもりだよ。 〇月Х日。 魔王様(残念な)と恋人契約する事になりました。 終。 やっと、ギリギリ間に合いました!まだ、8日だから大丈夫だよね?ね?って事で。降くん誕生日おめー(^o^)/赤様受けが好きなのに、あれ赤降?降くん相手だとどっちも好き な管理人です。はい。 では、また通常話に戻りますー次回は多分、復活?かな。 [*前へ][次へ#] |