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じじ孫娘っ!
じじ孫娘っ19
次の日の帰り道、俺は骸と一緒に帰る事が出来たので、昨日の出来事を全て話した。
夏休みが終わった後、何かと生徒会の仕事が、忙しい骸と帰るのは久々だった。



「君は運が良いのか悪いのか………良く分かりませんねぇ〜でも今回は雲雀恭弥に感謝ですね」

「…うん、そうだね。そういえば骸って何で雲雀さんの事、フルネーム呼びなの?」

「はい?…別に私は直接、彼に会った事もないですし…何より」
「何より?」
「あの、うさんくさい変態医者の知り合いなのが、気に入りません!!」
「あぁ…そう;;」
(骸ってとことん、リボーンの事嫌いだな)

「それで、綱吉君。今日はどうしてスーパーに?」

今、俺は骸に付き合ってもらい、並盛スーパーに寄っていた。

「えっ?明日のリクエストされた物の練習。今日の夕食に作ろうと思ってさぁ〜」

「随分、君にしては気合い入れてますね。…何かあったんですか?」
「…別に何もないよ…」
(何で昨日の頭撫でられた事、思い出したんだろう…)

「そうですか」
(何か、絶対隠してますね)


「昨日はおじいちゃんが迷惑かけちゃったし、何となく失敗出来ないかなって…」

「ふ〜ん、でも明日出かけられるんですか?ジョットさん知ってるんでしょ?」

「うん、知ってるよ。納得いかないって顔してたけど」

なんでもない様に、綱吉は言っているが、
(妨害か何かするんじゃないですかねぇ〜)
あの孫1番のジョットの事だ。このまま大人しくするとは思えない………

骸が、そんな事を考えていたら綱吉は食材を選び終わったらしく、

「骸ー。会計するから向こうで待ってて!!」
「はい、分かりました」

スーパーを出て、他愛ない話をしているともう家に着いた。
お互いの家の前までくると、

「今日は、付き合ってくれてありがとうな!」

「いえ、何もしてないですし………綱吉君明日、一緒に家の前までついて行っても良いですか?」

「へっ?……いいけど、どうしたお前??」
「別に、意味はないです。この間の時間帯で良いですかね?」

ニッコリと骸は笑ってそう言った。この顔は、何か企んでる気がするが……実際骸が来てくれるのは有り難いので、特に綱吉は何も言わなかった。

こうして、骸とは別れ家に帰った綱吉である。
一方、骸は

「何か……面白そうな感じがするんですよねえ〜これは観察しないと♪」


幼なじみの奇妙なハプニング第2段を楽しんでいた。




ちょい短めですが、キリが良いので今回はガールズトークの回でした。本当はすぐ、土曜日にしても良かったんですが、私がただ単に骸を出したかったという………私得なだけです!キリッ!

余談ですが、復活の中では骸が1番私は大好きです!(なのに、ヒバツナ書いてる不思議さ)骸の話を考えると、どーもシリアス系になってしまう。まぁ「じじ孫」が終わった後書こうかどうかって感じですね。
うっかり語り過ぎたっ(゜∇゜)

では、今回はこの辺で〜

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